歌とギターで言葉を紡ぐ

明日はいよいよアコースティックライブです。アコースティックライブだと音も少ないのでメロディーと言葉が浮き立ちます。特に言葉。普段は大音量の中で埋もれてしまう言葉もここでは表舞台に立ちます。昔は歌詞なんてどうでもいいと思っていた僕ですが、今はむしろ歌詞の方が大事かもしれません。しゃべるようなメロディーに素晴らしい歌詞が乗っているのもけっこう好き。

歌詞を書くためにはいろんな感情を経験しないとなかなか言葉が出てきません。だけど実際の経験には限りがあるので本を読むことになります。最近読んで良かったのが伊坂幸太郎さん。「アヒルと鴨のコインロッカー」からスタートして、「重力ピエロ」でけっこうういいかも・・って思って「死神の精度」ではまりました。これからもっと読みたい。

この前は嫁の会社の先輩が中村航さんを僕に薦めてきて、世界が似てると言われました。中村さんは僕の好きな作家だったので嬉しかったなぁ。あの甘酸っぱい世界と通じてるのかぁ。まあファンの人には怒られるかもしれないけど。

そして昨日読み終わって、やっぱり大好きだなぁーって思ったのがポール・オースター。「ミスター・ヴァーディゴ」というのを読んだんだけど、悲しみと喜びのさじ加減が絶妙で。これまた大好きなポール・トーマス・アンダーソン監督作品の映画に通じる微妙なポジティブ感。さじ加減ひとつでポジティブってうそ臭くなるからねぇ。悲しみを知らないとポジティブは表現できないよね。

明日はいろんな物語を歌います。その中の1曲の歌詞をここで披露。明日は言葉をかみ締めて、ライブを楽しんでもらえれば。


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「小さな時間」

いつも夢物語ばかりで何も変えられやしないんだ
悲しいことに現実は目の前の君だけだよ
何で僕のことがそんなに信じられるんだい?
いつか僕は君を傷つけてしまうのに・・・

いつまでも傷口がふさがらない・・なんて甘えてさ
僕の時計は一秒も進みやしない
だけど君を抱きしめているこの時だけは
僕がこの世界にいても良い気がするんだ

今日は星がキレイな夜だから
君と二人 遠回りして帰ろう
忘れ物をどこかで見つけたら
影が重なり合って

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10/31(WED)@三軒茶屋グレープフルーツムーン
「FLYING LIKE A BIRD」
開場 19:00/開演 19:30 CHARGE \1,900(1DRINK 別)
出演者 エガワヒロシ SELLPICO ずんべらぼう
VJ HARU

19時半頃の出番になります。

インターネットでライブを見るにはこちらから。
http://www.livecheers.com/top.html


明日は晴れたらいいなぁ。心が。