野獣死すべし

今週は嫁が飲み会ウィークのため、ひとりで食事が多い。今日も。でもなんだか面倒でお茶漬けとゆで卵にカイワレ大根と水菜とツナのサラダでごまかした。食事が貧相。まああんまり食事こだわりはないんですけど。料理は好きだけどね。

そして飯を食いながら「野獣死すべし」を見たら、完全に世界に入ってしまった。なんてアングラな、なんてアナーキーな作品なんでしょう・・。ものすごい傑作だと思うけど、これが普通に映画館で、一般的に見られてたんだよね?角川映画だもんね。これがアングラな単館上映とかだったらわかるんだけど、これをメジャーな世界で展開したのがすごい。闇を描いて、ただそれを道徳の上に乗せるでも、美しく見せるでも、ロマンティックに表現するでもなく、闇をそのまま闇として描いてるところがすごい。しかも本当に手で触れるような、目の前にあるように闇が匂い立つ。漫画の「WORLD IS MINE」と同じだね。闇をそのままなところは。けど松田優作だからこんな作品になったんだろうなぁ。そして松田優作だから芸術としてもエンターテイメントとしても成り立ったんだろうなぁ。ギリギリだよ。っていうか普通ならアウトだよ。とにかくすごい映画。すごすぎて怖い。