生きるために必要なこと

赤ちゃんというのは欲望の権化。とにかく必要なモノのみをこれでもか!これでもか!と求めてくる。求める方法は泣くこと。それだけ。

約7ヶ月の我が可愛い娘、たおを育ててきて、たおが泣いて訴えることは3つだけだった。それは「お腹減った」「眠い」「抱っこ」の3つ。本当にこれだけ。オムツでぐずることもあるが、泣くまではいかない。

この3つ、何を表してるのかというと、人間に本当に必要なものなんだと思う。赤ちゃんは本当に必要なもの以外は求めない。本当に必要なものだけで精一杯だから。

「お腹減った」は当たり前。ご飯を食べなきゃ死んでしまう。人間の生きる上での最低限の欲望。「眠い」もそう。この二つは定期的にやってくる。それは生理的なものだから。でも「抱っこ」は違う。これが無くても生理的には問題はない。本来不要なはずのものを、本当に必要なものだけを求める赤ちゃんが訴える。そしてこの3つの中で一番要求が多いのはこの「抱っこ」だ。

「抱っこ」とは何か?スキンシップによる心の安定、簡単に言えば愛情の確認だと思う。そう、人間はこんな赤ちゃんの頃から、愛情がないと生きていけないんだ。いや生きてはいけるかもしれなけど、強烈に求めてしまうんだ。愛情の大切さ、そんな簡単なことを赤ちゃんは教えてくれる。

僕は毎日たおを抱っこしています。求めるままに、体力の続く限り抱っこしてます。抱き癖なんて当たり前のようについてます。でも愛情を求めて、愛情がしっかり返ってくること。これが一番心を安定させるし、人間と人間の間にそういう関係が築けること、そんな関係があるってことをたおに理解して欲しいのです。心の根本に人への信頼、愛情のある子になって欲しいのです。

たおは今日もよく笑っています。嫁も笑ってます。我が家はたくさんの笑顔に包まれてます。それは僕が両親にたくさん抱っこされて育ったから。嫁が両親にたくさん抱っこされて育ったから。愛情を受け継いだ僕らが、愛情のバトンをたおに託すのです。そしてたおがいつかステキな人と出会って、可愛い子供を生んで、そのバトンを引き継いでくれたらいいな。そんな風に思って、今日も僕は抱っこをしています。もう腰痛くてしょうがないけど(苦笑)

たおは今日も嬉しそうです。