悪魔を飼いならせ

僕の学生時代は基本的に真面目。ヤンキーに憧れもなかったし、暴れもしないし、いじめもしないし、それでいて大人しくもないし、明るく元気で問題を起こさない子。品行方正な良い子でした。基本的に。あくまで基本的に。

でも僕にも極悪時代はありまして、それは小学校5年生。悪の限りを尽くす小学生でしたね。体育の授業でリレーをやれば、バトンを持ったままトイレに行ってしまう。もちろん怒られるけど、「じゃあ漏らせって言うんですか!!」と言い返す。授業中に授業と関係ない小難しい本を読み、もちろん怒られるけど「読書の邪魔をしないでください!!」と言い返す。まず授業に出ないことも多かったし。二者面談を終えた親にぶっ飛ばされたし、職員会議にまでかけられたなー。

そんな悪事の限りを尽くす性格の悪い11歳のせいで、先生は悩んだと思うんだなぁ。先生がみるみる自信を失くしていくのは手に取るようにわかった。そして数年後に田舎に帰っちゃった・・・。先生すいません・・・。

今は大学出たばかりの先生にそりゃあないよなぁーって思います。性格悪すぎるよなぁーって。でも人間の悪の部分ってどこかで表に出るんだよね。自己肯定するわけじゃないけど、その時に受け止められる人が周りにいなきゃだめなんだよね。人の中には必ず悪は住んでると思ってます。それを飼いならすのが大事で。

今はとにかく先生に謝りたいです。僕の中の悪魔はもうすっかり飼いならされてます。本当にすいませんでした。

たおにも悪魔を飼いならすことを教えなきゃ。人は生まれながらにいい人じゃやない。殺人鬼も、良識人も紙一重だと思ってる。自分の中の悪を否定したら混乱しちゃう。自己否定でさらにひどいことになるかもしれない。あいつ死んでしまえ!!って思うのも人間。でもそれで人を殺さないのも人間。

悪魔の首に鈴をつけねば。

こんな可愛い子の中にだって悪魔はいるのだ。