フワリカは永遠に不滅です

フライデーナイトはフワリカ!でした。今回で20回目。いやー歴史が!こんなに続くとはねぇ。

今回のフワリカは不思議の森。不思議なバンドばかり集めたんだけど、今回は良い出演者だったと思うなぁ。みんなどこか癖があって、しかもその癖が味わい深い。

集合写真は今夜も変態メルヘン。なんかどこか牧歌的というか、本当に可愛らしいんですが、やってるのが濃い顔のおっさん二人というところも最高。フジファブリックのファンとか聴いて欲しいんだけどな。ジルコニアンのみずほがすげー気に入ってたね。その変態性を絶賛(笑)

闇の帝王darioは今回もスタイリッシュでかっこ良かった!競演のジルコニアンのメンバーもしきりにdarioかっこいい!を連発してたよ。新曲はもちろん昔の曲もただの闇の表現じゃなくなってるんだよね。すごく奥の光に焦点が当たってきている気がする。同じ曲が同じアレンジでも印象が変わっていく。まさにバンドマジック。レディオヘッドとホラーズとスウェードの間のどこか。この3つが好きだったらdarioを見るべき。歌とバンドの音がお互いに高めあってる。上昇気流に乗ったんじゃないかな。このいいヴァイブレーションをアルバムに注ぎ込んで欲しい。

そしてジルコニアン。ジルコニアンのへヴィロックは、なんかポジティブなんだよねぇ。へヴィロックってけっこうネガティブな表現が多いんだけど、ジルコニアンは別。まあ本人達はヘヴィロックのつもりもないんだろうから、俺のたわごとなんだけど。やっぱりエンターテイメントの視点がある人は違うね。だからあのものすんごい衣装だし、シャツのポケットから焼き鳥が出てくるんです(笑)音楽をどこに向けてるのか。自分のためだけにやってる音楽のつまらなさをジルコニアンは教えてくれる。ちなみに最後にまた一緒に「パンダ」を演奏しました。15年も前の曲がまだ色あせないのは、この曲に何かパワーがあるからんだろうなぁ。このめちゃくちゃな曲が(笑)

そしてエガワヒロシ。今回は少しハード目な選曲。カーニヴァル・オブ・サンシャイン」で夜の祝祭を始め、「フラジャイル」で裏通りの野良猫を抱き締め、「バク」でどこにもたどり着かない夢を掲げ、「BABY BABY BABY」で愛を爆発させ、「サヨナナ」ですべてを振り切り、「チョコレート・レジスタンス」で表通りに胸を張って帰っていく。そんなストーリーのライブ。

これは偶然なんだけど、ドラムのミッキーの両親と親戚が広島から出てきてて、ちょうどタイミングが合ったのでライブを見に来ることになったんだよね。そのことがこのライブに影響したのは間違いない。今も音楽なんて続けてる息子に思うことはあると思うんだ。でも僕はそれをどうにか安心させてあげたい、どうにか納得して欲しい気持ちがあって。まあ音楽やってる人にはみんなわかる気持ち。なので「カーニヴァル〜」ではこんなライブをやっているという喜び、「フラジャイル」では東京で暮らす寂しさ、「バク」では夢をまだ追い続ける気持ち、「BABY〜」では子供が生まれた喜び(これは両親に思い出してもらうために)、「サヨナナ」ではまだ前に進むスピードが落ちていないことの証明、そして「チョコレート〜」では胸を張ってこれが僕らの音楽だ!と表現したんだ。それがミッキーの両親に届いてたらいいなぁ。

フワリカはこれにて一度休止します。僕の仕事の関係で、ちょっと続行が難しくなって。でもやめるつもりはありません。たくさんの素晴らしい音楽家と出会えたこのイベントをなくしてしまうのは、僕の心が許さない。イギリスからワンダースタッフのマイルスとエリカが来てくれたり、僕の青春を過ごしたサニーデイサービスの丸山さんと新井さんや、ヴィーナスペーターの沖野さんが出てくれたり、とにかくたくさんの素晴らしいミュージシャンが出演してくれて。しかもたくさんの友達が出来た。音楽は友達を作るためにやるものではないのかもしれないけど、僕はフワリカという場所で一生の友達をたくさん得た。他の人にもそんな声をもらうことがある。何かが生まれる場所。それがフワリカ。

フワリカは終わらない。永遠に終わらない。

エガワヒロシのライブは引き続き動きます。

6/28(火)三軒茶屋グレープフルーツムーン
「H's cafe」チャージ:1900円 OP19:00 ST19:30
出演:竹下翔/エガワヒロシ/大希幸子/SELLPICO
(出番は20:15くらいになります)

7/24(日)高円寺AMP cafe ミムラスPVリリース!reception party&Lunch Live
出演:Pf.Vo.ミムラス+Perc.Cho.アベケン
guest:徳山拓磨(alcana)/エガワヒロシ
(アコースティックのお昼のライブになります)