音楽は僕たちを前に進める

金曜日のフワリカ!の日記を。

今回のフワリカ!は「LIFE IS MUSIC」ということで、音楽がない人生が考えられない人たちの集い。このタイトルにしたのは一つ理由があって。

今回出てくれた33 1/3。このバンドは僕が10年来お世話になっている人たちなのですが、そのドラムのサバさんは、実は1年前にある病気になって。それは命の危険さえあったし、事実直後は歩くことさえも難しい感じだったんです。これからドラムを叩けるんだろうか?ってことも思うくらいの。でもお見舞いに行ったときに、とても明るく音楽のことを話してる。そう、こんな時にさえ音楽の話をしてる。僕が渡した差し入れもトッドラングレンの分厚いレコーディング本。音楽がすべてを包み、音楽が僕らを前に進める。音楽が人生の真ん中にあるのって、なんて豊かなんだろう?って思ったんです。

そして実際のライブは全然感傷的なものでもなく、バンドの復活というのでもなく、ただ大きい音で、パワフルなサウンドを鳴らして、それが気持ち良い!というもの。とても清々しかった!僕も前身バンド「GAUCH!」時代の曲、「アカネ」を一緒に演奏。昔みんなにバックを務めてもらってた頃の懐かしいサウンド。家に帰ってきたみたいで心地よかった。

そして1曲終えてステージ袖に戻ろうとすると、「もう1曲エガワ君の曲を」と言われる。聞いてないし!何やるの?歌詞覚えてないかも!と焦る中で演奏された曲は、一緒にレコーディングもした「GREEN」。いや燃えたね。この曲はどうしてもSABBAさんのドラムじゃないと欲しいサウンドにならないので、しばらくやってなかった曲。久しぶりに暴れまわった。もう病気のことなんて完全に忘れてた。音楽が鳴っている間、僕らには過去も未来もなく、現在だけになる。そして音が鳴りやむと少しだけ前に進んでいるんです。これが音楽の凄さだなぁ。

DUTCH TRAININGも音楽を手放せない二人がまた向き合って音を鳴らし始めた。そこには友情というエッセンスも振り掛けられ、分厚い音が感情的にフロアに広がった。

POLTAはそもそも音楽がなければ闇に沈んでいる人たち。闇の住人がなぜあんなに爽やかに音を鳴らせるのか。音楽の力が宿った愛ちゃんの美しい声、傑の美しいベースライン。とても瑞々しい何かが僕らの周りを囲った。

おかげで僕も手ごたえのあるライブができました。久しぶりに終わった後立てなくなったライブ。いろんな感情が渦巻いて、解放できました。フロアにも届いたかなぁ?

いいイベントになったと思います。音楽の力をうまく見せることができた気がする。フワリカ!は音楽のイベント。音楽の力でいろんなことができる。僕はそれを信じてます。

外に出ればもう桜。たおさんも音楽を浴びて3回目の春を満喫しております。

次回のライブは5月2日の高円寺HIGHでの弾き語り、6/14のフワリカ!になります。よろしくお願いします!