本田圭祐恐るべし

日本代表がワールドカップ決めましたね。サッカーバカとしては嬉しいばかりです。まあもう5回連続?なんか普通になったよね。ワールドカップ。4年に1度来る近所のお祭りくらいな。それはとてもいいことなんだと思う。今度は本大会で躍進しなきゃ驚かないし本当に喜べないんだからね。渋谷のみなさんはもう凄い盛り上がりですが。

それにつけても本田ですよ。持ってるよねぇ。絶対に活躍する、自分がチームを引っ張るんだっていう意思が、そんなオーラがビンビン出てる。他の選手とは違う何か。

それはカリスマと言われるものだと思うんだけど、今まで日本サッカーを引っ張ってきたカリスマとも何かが違う。

まずカズ。その前に釜本さんや木村和司だろ!というのもわかりますが、やっぱりこの人が初代カリスマ。だってキングカズだもの。キングですよ。カズは天然だった。カズのカリスマは、サッカーがただ上手くなりたい!という少年の心をずっと持ち続けた稀有な男の子だけが持ちえた特別なもの。だからそこにわざとらしさはないし、赤いスーツ着てもカズだよねぇーという納得感しかない。

そして中田。中田は努力の人。自分自身の意思の力で一流サッカー選手を目指し、意思の力で自分を改革していった。中田のインタビューで象徴的だなぁーって思ったのは「コンプレックスはありますか?」って聞かれて「そりゃありますよ。顔とか・・・。」って言った一言。あーこの人はとにかくかっこよくなりたいんだ。その為にサッカーがあったんだ、ってこと。そこには自分を磨くことが最優先の人間が透けて見える。

そして本田。本田は中田と似ている。共に努力の人であり、自分の意志の力で自分を前に進めていく。ただし、本田は中田の失敗を見てきてる。

中田は自分を高めることで、周りはそれを見てついてくるべきだと考えた。プロなんだからそれは当たり前と。それは正しい。でも誰もが自分と同じではない、自分の正解がすべての人の正解ではないことをうまく理解できなかったし、それをうまく表現もできなかった。

本田は自分が輝くためにはチームが輝かなければいけないことを知っている。だから周りへの影響力を良い方向へ使うべく試行錯誤する。なのでインタビューなどで他の選手の本田評を聞くといい人だという声が多い。それは本当にいい人なのかは置いておいて、そのような印象があることで、他の選手に自分の考えが伝わって自分のチームが強くなること、それが自分のメリットであることを知っているのだ。

さらに本田は関西人である。サービス精神の人。だから中田のマスコミ嫌いとは違い、きっちり意思を持ってメディアを遠ざける。なので必要とあればオープンに話もする。そしてメディアも本田に好意を持ち、メディアも本田に対しては悪意のある記事は書かない。

そう、本田は努力でカリスマを手に入れたけれど、そこに浮かれることも、うぬぼれることもない。地に足の着いたカリスマ。その力で周りを巻き込み、必要なものを手に入れる。そしてそこで得られる成果は自分だけのものではないので、周りからの賞賛はまた高まる。この人は自分のことだけ考えてないんだろうなぁ。そんな気がする。買い被り過ぎかもしれないけど。

本田の目標はレアルマドリーの10番。今の10番はエジル。そのくらいは普通に狙えるんじゃないかな?これが相手がジダンだったら、大丈夫?と思うけど、エジルは越えられるでしょ。そんな風に僕にも思わせるのが本田のカリスマ。まあ本田にしてみたらメッシも超える!って思わせてない時点でまだまだ足りないんだと思いますが。

本田は本当に面白い。この夏どこのチームに行くのか?楽しみでしょうがない。ゲッツェがいなくなるドルトムント、日本通ベンゲルアーセナル、名門復活を目指すミラン辺りがいいかなぁ。リバプールでジェラードと共演!ってのも見たいけどねぇ。またまた楽しみだわ。