サッカー超大国との実力差を測る

コンフェデ見てますか?今朝のイタリア戦の興奮がまだ収まらない僕です。

今回のコンフェデはブラジル、イタリア、メキシコと当たるなんて最高の組み合わせ。ブラジル、イタリアはもちろん、ユース年代の世界大会で優勝を飾った世代がオリンピックで金メダルを取り、これから黄金期を迎えるメキシコとも対戦なんて豪華すぎる。

しかし、サッカーの世界では特別な国というのがあります。それはワールドカップで優勝した国。これは特別。しかしもっと言えば複数回優勝した国というのは本当に特別。なのでブラジル、イタリア、アルゼンチン、ドイツの4か国は本当の一流国(ウルグアイも2回優勝してるけど昔過ぎる)。ここに現在のチャンピオン国スペインを加えたら今のトップ5でしょう。

もちろんその下には1回優勝をしているフランス、イングランドがおり、さらにオランダは常に一流国の座にリーチの状態。でもやっぱりトップ5となると違うんだよね。

その筆頭、ブラジルと対戦した日本。正直何もできなかった。この間0-4で負けたときはまだ手ごたえがあったけど、もう今回はまったく歯が立たない。

これはやっぱり一流国だけが持つサッカー脳みたいなものの違いが大きいと思う。インテリジェンスというか、過去の様々なシーンが頭に入っているが故、予測能力が半端ない。しかも南米の国はヨーロッパの国とは違って、それが知識と言うよりは肌感覚。ストリートサッカーによって生まれた無意識の力なんだよね。この差はいかんともしがたい。

そしてそのヨーロッパの国イタリアは同じようにサッカー脳を持っているけれど、南米と比べると知識というイメージが大きい。そこを相手にした場合はさすが勤勉な国日本。学ぶことにかけては超一流ですから、ヨーロッパの知識に少しずつ追いついてる。なのでヨーロッパの国とは距離がだいぶ縮まっているし、事実良い試合をする。

じゃあ今日の試合はなぜ負けたのか?その差はなんなのか?それはまあ簡単に言うと決定力なんだけど。勝ち負けが一番重要な国イタリアでは、ここが勝負どころ!という感覚が半端じゃなく鋭い。それがあの4点目のシーンに出てる。その集中力はやはり肌感覚なんじゃないかなぁ?数少ない決定機を決めることで優勝をかっさらってきた国イタリア。そのイメージが国民に沁みついてる。今回もまさに勝利をかっさらっていった。

で、日本と世界の距離。それは知識はほぼもう追いついてきた。それは世界中のサッカーが見られる国ならではで、今の代表選手は小さい時から海外サッカーを見て育ってきている。だからいろんなシーンが頭に入ってるのは間違いない。しかし肌感覚となっているか?とい言われたら疑問。

じゃあ肌感覚を手に入れるには?それは結局小さな時からの公園や、路地や、いろんなところでサッカーをやり、その子供が常に世界を視野に入れてプレーすることだ。メッシのつもりで、ネイマールのつもりでプレーする。しかも憧れではなく、本気でそこに行けると思いこんだ子供がプレーすることだ。

その為には大人のそんなの無理だよって視線を超えなきゃいけない。受験やら将来の安定やら、未来に対する不安とも戦わなきゃいけない。もっと小さいことで言えば、公園のボール遊び禁止さえ超えなきゃいけない。日本という国が世界と戦うには越えなければいけない壁は大きい。

しかし、短期間で世界の一流国のその下の下、オランダの下のデンマークスウェーデン辺りには追いついた感じはある。運を味方につければベスト8、もしかしたらベスト4にたどり着ける感じ。これは凄いこと。新しい時代の扉は開いた。この先はまだ誰も結果を知らない。

まずはその一歩を確かなものにするために、メキシコを倒さなくてはいけない。ヨーロッパ、南米以外の国の中での、一流国への挑戦権筆頭をめぐる戦い。昇り竜はどちらか?オリンピックのリベンジもある。次の試合を消化試合にしている暇はない。世界との距離を感じた次の一歩が重要だ。

次の試合も本当に楽しみ。コンフェデがこんなに面白かったらワールドカップどうなっちゃうんでしょう?狂っちゃうわ!