本物のロックンロールバンド

昨日は新宿に向かう途中、最寄駅近くの橋にパトカーが止まっているので、なんだろ?と思って近づくと川の下に人が!どうやら投身自殺らしい・・・。初めて葬式以外で死体見たよ・・・。なんか本当にドラマみたいだった。でもたおが「死体見たい!」って言うのには困った・・・。とにかく抱っこしてその場を離れて。

そしてこの日はそれだけじゃなく、新宿駅について街中に出ると、いきなり目の前でバイク事故!なんなの今日は!またもタオを抱きかかえてその場を去る。なんか自分が疫病神になった気分だ。

いやしかし、そんな変な気分を吹き飛ばすのが本物のロックンロールバンド。昨日はシェルターで僕らのロックンロールバンド、EVERYTHING BREAKSの初ワンマン。もちろん百戦錬磨のメンバー達だから、初ワンマンだからって浮足立つことはないんだけど。

この平均年齢でいってもぼくより年上のはずのこのバンドは、浮足立つことはないけれど、不安定なくらいの蒼い衝動をしっかり抱えているのがすごいところ。青い衝動だよ?初期騒動って言ってもいい。40代後半に向かうおっさんが(笑)3コードと、パワーコードと、8ビートと、シャウトと、そして不器用なダンス。そんなロックロールにとって当たり前のものを、一粒の疑念も持たずに信じていること。レディオヘッド以降の複雑な時代にこのまっすぐな音をまっすぐ信じて鳴らせるバンドがいくつあるよ?

雷鳴のようなドラムと(先輩めっちゃかっこよかった!)、セクシーに転がすベース、そして寡黙なのにたくさんの感情が伝わるギター、そして60年代終わり頃のイギーポップが憑依したような、クレイジーで、でもキュートなボーカル。今このバンドを聴かないでどうするよ。ピールアウトの残党組がなんかやってるくらいに思ってる奴は早く生で見た方がいい。あの素晴らしいピールアウトから、純粋なものをさらに抽出したような、純度の高いロックンロールがここにあるんだから。

帰り道、もう死体はなく、現場も整理されて何もなかったようにきれいになってた。あれは夢だったんだろうか?夢のようなライブ見た後は、何が現実かわからなくなるよ。。

たおに死体はだめ!