正しき負け方

いやあ今日はワールドカップないんですよ。おかげでちゃんと通しで寝れるんです。ぐっすり。でもなんなのこの胸にある寂しさは・・・。そう今回のワールドカップは胸を打ちまくりなのであります!

スポーツで大事なのって負け方だと思うんです。だって優勝チームは1チームだけ。あとは必ず負ける運命。だったらどう負けるかだと思うんですよ。その負け方にチームの心意気が見えてくる。

そういう意味で今大会は挌上にもひるまずに立ち向かい、最後まで大国を苦しめた胸を打つチームが多かった。ブラジルに立ち向かったチリ、クロアチア、オランダに立ち向かったメキシコ、オーストラリア、死の組を撃破したコスタリカ’(ここはまだ負けてないけど)、もう一つの死の組に涙を飲んだガーナ、アルゼンチンを追い詰めたイラン、ドイツに冷や汗をかかせ続けたアルジェリア、ベルギーに満身創痍で食らいついたアメリカ。もうこのすべての試合が脳裏に焼き付いてる。特にアメリカ、ガーナ、チリ、メキシコの絡んだ試合はどれも最高だった。あとアルジェリアね!あのまだ死んでないぞ!と言わんばかりの延長後半のシュート。しびれたなぁ・・・。

どのチームにも共通するのは勇気。勇気を持ってボールを奪いに行ってる。亀のように引っ込んで守ってたわけじゃない。そしてそれでも抜かれた後、追いかける時の必死の形相と、本当に大事なものを守るために投げ出す体。そしてその全員の気持ちが宿ったようにスーパーセーブを見せるゴールキーパー。腰が引けたチームなんてこの中にひとつもなかった。結局心を打つところって、華麗なテクニックとかではなく、気持ちの入った球際でしかないんですよ。むしろそれさえあればいい。だってそれさえあれば少年サッカーだって、高校サッカーだって感動するんだもの。

なので残念だな、って思ったチームは日本、韓国、カメルーンコートジボワール、ロシアかな。どのチームも球際の激しさがなかった。コンディションなのかもしれないけど、大事なものが抜け落ちていたら人の心を動かすことなんてできない。いや手を抜いてるわけではないはずだから、足りないのは勇気。そういうことなのかな。勇気って大事だね。

勝ち残った中でもアルゼンチンはイマイチ。走らないメッシが象徴してる気がする。優勝予想してたけどアルゼンチンはないね。まったくない。まあ優勝は順当だけどブラジルでしょう。国民の期待をきっちり背負って、ギリギリで頑張ってる姿は心を打つ。チリの試合はしびれたなー!あとは対抗でドイツ。ドイツはあと少しだけ誰かが覚醒すれば優勝する、それはゲッツェか、クロースか。もしくはシュールレ。でも今のところはブラジルかな。

ワールドカップを見ていないみなさんはぜひ見て欲しい!サッカーが嫌いな人にも見て欲しい。今回は本当に面白い!まずブラジル対コロンビアで、サッカーの熱を感じて欲しい。あの国民の期待を真正面から受け止めた、勇気溢れる男たちの姿をぜひ味わってほしい!!僕はもう完全にワールドカップ中毒です。

ワールドカップはやっぱり何かが違う。サッカーの質として最高峰の大会ではないかもしれないけれど、一番熱くて燃える大会。感動を覚える大会。いろんな国の人々の色が見える大会。

世界にはいろんな色があるねぇ。いろんな色があるって楽しいねぇ。いろんな色を同じ色に染めるようなことはやめてもらいたいねぇ。新しい色ならいいけどね。

同じ色に塗りたくるような戦争はいやだねぇ。