出会いのパワー

昨日まで6連続で飲みに行き、まあ幅広い世界の人と会いました。結構深い時間まで飲むことも多く、僕の肝臓も、体力もひぃひぃいってますが、こうやって人と会うのは何か一歩進むためのヒントになることも多い。たった一人との出会いが人生を変えることは実際にある。

僕は確実に一人との出会いですべてが変わった。少しずつずれてはいたけれど、それでも盤石のサラリーマン家庭に育った僕が、いわゆる安定の世界からドロップアウトするには、彼女の存在が必要だった。僕にヒリヒリした感覚を教え、芸術の世界の入り口を教え、自分の考えを推し進める時に、人に遠慮していられないことも教えた。とてもヘヴィだったけれど、あれがなければ今の僕はない。確実に曲は書けてない。何か表現にかかわるなんて思ってもいなかった。まあそれが良い作用だったのか、もうひとつの彼女と出会わなかった人生、そちらのパラレルワールドに幸せが待っていたのか、それはわからない。でも今の僕には音楽があって、家族があって、友達もいる。悪くない人生になってると思う。

人生を一番大きく動かすのは人との出会い。僕はそう思っているから、なるべく外に出なきゃと思っている。もちろん新しい人とのコミュニケーションは緊張もするし、重い腰が上がらない時もある。僕がそういう時に緊張しないと思っている人もたくさんいるみたいだけど、僕だって人並みに緊張する。良くしゃべってる時はむしろ緊張してる時。でもその出会いには何かがあると考えて、極力出かけるようにしてる。

書を捨てて、街へ出て、誰かと出会う。その後にまた家に帰り、本やら音楽やら映画やらに触れて、そして何かをぐるぐる考える。そしてそのたまった何かを表現すべく、何かを作り、その答えを持ってまた街へ出る。その繰り返し。別に何かを作る人ではなくとも、そんな流れで人間は出来上がるのかもしれない。それを避けていたら薄い毎日が待っているだけの気がします。

まあ自戒を込めて。だって緊張するんだって。俺だって。