「NO CITIES TO LOVE」/SLEATER KINNEY

ライオットガールムーブメントが最後に残した最も芳醇な果実がこのスレーターキニー。なんと10年ぶりに復活!しかもさらに力強くなって復活です!うれしい!ギター2本にドラムというガレージバンドスタイルで繰り出されるR&Rは、ガレージの枠だけに収まらず、ニューウェイブやノーウェイブの匂い、オルタナバンドとしての現代性もあって、実にモダン。ベース抜きでこの音の塊!実に刺激的です。今回アナログで買ったんだけど、さらに音のふくよかさが感じられて大満足。女性バンドだのそんなことは一切気にならない最高のアルバム。今年のベストアルバム候補筆頭です。