「SCARY MONSTERS」/David Bowie


久しぶりに聞いたボウイの傑作を。このアルバムは70年代末からの所謂ベルリン三部作の後の作品で、レッツダンスでバカ売れする前という過渡期の作品。でもこのアルバムはポップとエキセントリックのバランスが絶妙。のちのニューロマ感も先取りしてて、ビジュアルの人たちに与えた影響もでかいんじゃないかなぁ。新しくて刺激的で、でもポップというものをいつもボウイは求められてきたけれど、このアルバムはまさに期待に応えた一枚なんじゃないかな?もっと難解でかっこいいアルバムはあると思うけど、ポップスターとしてギリギリのエッジに立ったボウイの姿が映えるアルバムはこれだと思う。いつ聴いてもかっこいいアルバム。