何かを生み出す歌

いよいよ明日はライブです。

所謂音楽だけで生活しているような完全なるミュージシャンの人はライブの回数だって多いし、色んなことを試せると思うんですが、僕のように他の仕事もしていると、そうはいきません。なので一回のライブにはこれ!というテーマを持って臨みます。そうしないと散漫なことになってしまうので。やりたいことが多すぎるタイプなんです。

ここしばらくは音の構築に集中していましたが、それってとても曖昧なもので。淡い光というか、抽象画というか、とにかく何を描いているのか言葉にできないことが多く。まあだからこそ音楽における醍醐味が味わえるんですけどね。その核心には「無」があります。その核心に手が近づくほど意味が必要なくなる。

今回のライブはサウンドは田村君に任せて、僕は歌にフォーカス。歌にフォーカスを当てると、歌詞がクローズアップされて、何についての歌かがはっきりしてきます。もちろん複雑な色を組み合わせているので、色んな取り方はできるけれど、その人にとっての「意味」みたいなものは掴みやすくなる。その核心には「何か」があるというか。

歌は歌詞の力を借りて、その「何か」を生み出さなきゃいけない。サウンドの構築とはまったく逆の作業。これができないのならば歌う価値はない。自分ではそう考えているので、毎回歌い手としての試練です。明日は「何か」を生み出せるだろうか?20歳からデビューする直前の27歳まで人前で歌を歌わないで生活してた僕が、家でじっと籠って音楽を作って歌うだけだった僕が、人に歌を届ける意味があるのか?毎回ライブは挑戦。そんな僕の姿を、ぜひ見届けに来てください。

明日は高円寺ペンギンハウス。我が家より全然ペンギングッズが少ないペンギンハウスです。ペンギングッズ見たかったら我が家へ。


5/15(金)会場:高円寺ペンギンハウス
「良い音ナ、良い音コ」
開場19:00/開演19:20/¥2000+1D
出演:栗本佳那、大和真二郎、エガワヒロシ、片貝篤史、さるべ〜じ(お笑い)
Gt.田島拓、Ba.関谷友貴、Dr.今村慎太郎、Key.滝本成吾、Vo.大和真二郎