11年間

今日はPAVELからソロまで、いつも僕の隣でギターを弾いてる田村君の赤ん坊、「まれ」に会いに行きました。子供大集合でとても楽しい一日。

でも朝いつもより早起きした僕は映画「ゴーンガール」を鑑賞。しかし半分でたおの起床に遮られ、帰ってきてから残り半分を見ました。なんか前編と後編みたいな見方なので、正しく受け止められてるかはわかんないけど、とても怖い映画でした。首筋が寒くなるような。幸せに触れた一日にまったく不釣り合いな映画。

でもとても良くできた良い映画だと思う。人間はみんな役割を演じて生きている。それがテーマなのかな?僕もその考えには異論はなく。本当の自分とか、そんなものは探すだけ無駄なんだと思ってる。その時その時に必要に応じて動いた集積が本当の自分であって、本当の自分が見つかった人は、本当の自分という役割を演じているんだと思ってる。

特にこの映画では夫婦が役割を演じ続けることをクローズアップしてる。夫婦というのは最初は燃え上がるような恋愛からスタートしても、それぞれに落ち着いた日常へとスケールダウンするように着地していく。そのタイミングが合えばとても良い夫婦で、うまくいく。それがかみ合わない夫婦はいずれ不具合を発見する。役割をうまく感じ取らなければいけない。

我が夫婦は、実は明日が結婚記念日で11回目の結婚記念日。もうあの入籍から11年。僕らは今でも仲の良い夫婦。もしかしたらそれは演じ続けてるだけかもしれないけど、今の所不具合は発見してない。僕は自分にもったいないほどの嫁を愛し続けているし、嫁も親愛の情で答えてくれてる。まあ僕らの着地点はとてもイビツで、結婚してからずっと燃え上がり続けている僕と、そんな僕をなだめるように受け止める嫁という構図が出来上がっている。でも夫婦の形はそれぞれ。僕たちはうまくいってると思う。第一、音楽を作るなんてことを生涯やるべきことに定めてる僕みたいな人には、そんな微妙な片思いのような両想いの方が曲も作れるってもんだと思ってる。音楽に苦味は必要です。

よく僕ら夫婦は理想の夫婦だとか、結婚には興味ないけどエガワさんの家みたいなら結婚もいいかなと思うとか言われる。でもそれはきっとほぼ嫁のおかげなんだと思ってる。僕は嫁の手の平で踊りながら毎日を過ごしている。でもうまくいく夫婦ってそういうことなんだよね。僕は踊りながら音楽を作り、その音楽が素晴らしければそれでいい。それで嫁とたおが笑っているならそれでいい。

明日は会社の女の子の結婚式に家族で出席します。もう12年か13年くらいの付き合いのとても綺麗な女の子。最初は地方のヤンキーみたいだった女の子が社会に出て人と心を通わせながら仕事をすることを知り、とても素敵な女性になっていったこの十数年。そんな素敵な女の子の結婚式が素晴らしい式にならないはずがない。そして11年経っても幸せだったら僕も嬉しいです。

早く明日が来ないかな。たおもドレス着るのを楽しみにしてます。嫁のドレス姿もとても楽しみだな。