高橋徹也とブライアンフェリー


昨日は僕の愛するシンガーソングライター、高橋徹也さんのワンマンライブでした。

もう圧巻です。あの圧倒的な世界観を繰り広げるわけですが、その音楽を奏でるバックバンドがもう尋常じゃないです。

ベースの鹿島達也さんの凄さはベース聴いてるだけでもすべての音が鳴っているように聞こえて、一枚の絵が立ちのぼるような、その音の説得力。太く豊潤なベースの音が下を支える。

ドラムスはtobaccojuiceの脇山さんで、ジャジーであったり、ブラジルだったりする複雑なビートを的確に、そして腰に来るビートで繰り広げる。

そしてキーボードはsugarbeans = 佐藤友亮さん。時に饒舌すぎることが多いキーボーディストですが、佐藤さんのキーボードは無駄がなくてソリッド。でも華やかさもちゃんとある。音のセンスも抜群。

この鉄壁なバンドに今回はゲストでペダルスティールギターの宮下広輔さんが登場。高橋さんの儚い世界にこの音が合うこと。

そして主役の高橋さんは相変わらずストレンジでダンディーで、でもどこか可愛らしささえ感じるたたずまい。その立ち姿からニューウェーブも感じる絶妙な温度の歌を投げかける。本当に独特。似てる人は一人もいない。とても音楽的だし、複雑なコードで様々な音楽が入り組んだとても高級な音楽。でも出来上がった音楽はとても間口が広いポップソング。

この孤高の感じ。僕は一人だけ高橋さんと並ぶ音楽家がいると考えてる。それは僕の大好きなブライアンフェリー。あのロキシーミュージックのダンディズムの塊に、高橋さんと同じものを感じます。ブライアンフェリーの方がよりロックンロールに近く、高橋さんはよりジャズ寄りだったりしますが、世界中から集めた豊潤な音楽をダンディーな世界観でまとめ上げる形は一緒。一回共演して欲しいくらい。そんなライブ見たい!

いやしかし今回は聴きたい曲は全部やってくれた。昔はもうちょっととっつきにくかったと思うし、こちらが聞きたい曲はやってくれないあまのじゃく的なところが昔はあった。でも今は、良い意味で丸くなって、音楽は変わらず尖っているけれど、エンターテイメントとしては優しくなった気がします。それを歓迎するように、まあお客さんの熱いこと!1曲目から嵐のような拍手!もう盛り上がりまくり。大人が熱狂する音楽がここにあるんです。

高橋さんと知り合えたことは今年のトピック。最高の音楽家の言葉が聞けるのは最高の刺激。紹介してくれた橋本孝志 with Dots Dash&Ricoの橋本さんに感謝。

最高の刺激を受けて、自分のライブにも影響があるかな。

<PAVEL>
12/15(tue) 高円寺HIGH
[we are the beautiful!]
出演:SPIRO/Pavel/The Broken TV
open/start 18:30/19:00 ADV/DOOR 2,500/2,800

僕らの出番は19:50です!