The Everything Breaksが解散したんです


The Everything Breaksが解散したんです。


最後のライブもしめっぽいことがなく、あの無駄を極限までそり落としたようなソリッドなロックンロールをぶちかましてくれました。最後までThe Everything Breaksらしく、クールで凛としながら、どこか人懐っこいロックンロール。


The Everything Breaksが解散したんです。


もう雷のような高橋先輩のドラムと、ロックンロール以外に言葉が見つからない周平さんのベース、一筆書きのように美しく6本の弦を響かせる佐山さんのギター、そしてその上に乗る野生と知性と純粋さだけでできている近藤さんの歌と言葉。この4つの奇跡が合わさる演奏はもう聴けない。昨日で終わり。


The Everything Breaksが解散したんです。


僕がバンド、PAVELを始めたのはThe Everything Breaksを見たことがきっかけとして大きかった。ずっとバンドはやりたいと思ってたけど、どうにも踏み込めなかった。そしてThe Everything Breaksのライブを見て、中高生がこれ見たら絶対バンド始めるよなぁーって思った。そして僕は中高生のようにバンドを始めることに一歩踏み出した。


The Everything Breaksが解散したんです。


僕は最初、The Everything Breaksを理想のバンドと思い過ぎて(まあ僕だけですけど)、まったく自分があの世界を描けるわけじゃないのに、どこか後を追っていました。最初のライブは僕に言わせれば、The Everything Breaksに憧れすぎて失敗したと思ってる、中高生のようなライブだった。でもしょうがない。だって中高生の気持ちで始めたんだもの。通過儀礼だ。


The Everything Breaksが解散したんです。


でもあの4人は誰かみたいになるなんてこと、絶対に考えない。そんな当たり前のことを思い出し、自分の強みはなんなのかを考え、軌道修正をした。まあまだしっかりとした軌道には乗っていないけれど、自分の音楽、僕らPAVELの音楽を探している。もう誰かになろうとはしない。


The Everything Breaksが解散したんです。


何かが終わるのは切ない。でも、僕らの手元にはThe Everything Breaksの残した曲が残ってる。ライブの衝撃も僕らの心に残ってる。音楽は瞬間の芸術だけれど、録音をすることで永遠の芸術にもなる。ロックンロールは色褪せない。ドラムがロールして、ベースがロックして、ギターが一つのコードを鳴らし、ボーカルが一つの言葉を叫べばそれはロックンロールになる。永遠の摂理。それを極限まで突き詰めたバンドがThe Everything Breaksだと思う。


The Everything Breaksが解散したんです。The Everything Breaksが解散したんです。昨日。ただそれだけ。それだけだよ。







でも、やっぱり寂しいかな。なんかすいません。