いしいしんじ

僕は音楽を聴く人としてはそれなりに長く聴いてきたので、いろんな人にこんな音楽いいよーとお勧めをしたりします。でも本に関しては自分的にはそれほど読んでるつもりもなく。あんまり作家の名前とかも知らないし、誰かにお勧めをして欲しいなぁーといつも思ってます。


そんな中、読書家の友達ずーちるさんが、エガワさんが読んだ感想が聞きたい!と勧めてくれたのがいしいしんじ。これが大ヒット。大ハマりです。


最初は「ブランコ乗り」でした。あの独特なファンタジックな世界。美しい世界の中に少しだけ垣間見れる残酷さ。夢見がちなんだけど、必ず現実の辛い世界と地続きで。あのリアリティとファンタジーの配分が絶妙。


そして「麦ふみクーツェ」で完全KO。特に後半の先生のところに移ってからが怒涛の世界。良い小説には意図的な停滞があって、それが後半に怒涛の勢いを生むと思ってるんだけど、この小説にはそれがあった。また、音楽の話だから余計にはまって。


最後は「トリツカレ男」でした。いしいしんじ的世界で恋愛にフォーカスするとどうなる?これがこんなに素晴らしのか!って出来で。こんな胸を締め付けるような話で、しかも最後にぽっと暖かくなるような話、しかもいやらしくない、きれいなものだけでできたような話が作れるなんて!


そして現在いしいしんじフィーバー、いしいしんじフェアが僕の中で繰り広げられてます。まだプラネタリウムの双子も読んでないしな。読むものはまだまだある。


いやしかし、この人の文章は本当に作詞魂に火をつける。ワンセンテンスごとに歌詞になりうるような世界が出てきて、頭の中の歌詞を書く特別なスペースが刺激される。たまらん。この世界を飲み込んで新しい歌詞が書きたい。今とても歌詞が書きたい。今、作詞依頼が来たらいいのに。


■ライブ情報
<PAVEL>
2/5(金) 高円寺HIGH
[we are the beautiful!]
出演:橋本孝志 with Dots Dash & RICO/Pavel/wilberry
open/start 18:30/19:00 ADV/DOOR 2,500/3,000
PAVELの出番はトップの19時です!
チケット希望の方はegawahiroshi@nifty.comまで希望人数とお名前を連絡ください。