「新曲という名の古い曲」


今日はPAVELのリハーサル。新曲も形になりました。実はこの曲には逸話がありまして。


僕がメジャーデビューをする前でした。25歳の頃。その頃の僕は小倉に住んでいて、クロスFMでADをしていました。誰も僕の事なんか知りませんから、仕事をしながらもコツコツと音楽を作り続けるだけの日々でした。


自分の音楽が形になってきて、誰かに聴いて欲しくなった僕は、レコード会社にテープを送ることにしました。FM曲に勤めていたので、目の前には無尽蔵にCDがあります。そこで僕は目の前にあるCDの中で好きなアーティストを片っ端から集め、そのアーティストのディレクターの名前を調べ始めました。その調べた中にはスガシカオさんのファーストシングルがあり、その送ったテープがきっかけで僕はデビューすることになるわけです。


でも今日はそれとは別の話。送ったテープの中には下北沢のティーンエイジファンクラブ、プレクトラムのディレクターに送ったものもありました。その後そのディレクターから電話があり、埼玉に出戻った僕は、プレクトラムが所属するポリスターレコードに行くことになります。そこには、なんとプレクトラムのメンバーが待ってました。なんと、僕の曲をプレクトラムの演奏でレコーディングするというのです!びっくり!まあ実は結局この話は流れてしまうのですが、この時に選ばれた曲が、今回PAVELでやる新曲なのです!前振り長い!


この曲はパワーポップバンドのポウジーズに影響を受けた曲で、僕もとても気に入っていました。しかしその後にシンガーソングライターとして活動する僕には、どうもこのバンド感の強い曲はしっくりくることがなく。なんだか演奏する機会がないまま、約20年の時が過ぎていったわけです。それが今回見事に形になりました!やった!


良い曲と言うのは必ず生き残るもので、いつか形になる日がやってきます。メロディーの生命力があって、忘れてしまうことがない。そういう曲は何かがある。そういえば今良い話がきてる曲も古い曲だな。


明後日のライブではこの生命力ある曲を演奏します。生命力のあるメロディーというのはどういうものなのか、ぜひぜひ聴きに来てください!とても不思議な曲です!


2/5(金) 高円寺HIGH
[we are the beautiful!]
LIVE/橋本孝志 with Dots Dash & RICO
Pavel
wilberry
DJ/ハタユウスケ(cruyff in the bedroom)
FOOD/ねこのて食堂