「ハゲ」


ハゲが俄然気になる。さっき俺の本当の長女、アリーサからMIKAの頭頂部がザビエルしてると聞き、最近ご無沙汰だったMIKAを再開する気になっている。新しいMIKAも試してみるかと思っている。

イニエスタが好きだ。スナイデル改めケナイデルも好きだ。サッカー選手のハゲには特に敏感だ。ラキティッチにもハゲの匂いを敏感に感じ、セビージャ時代から注目してた。日韓ワールドカップの時のメンディエタのような姿は確実に期待出来る。雨の日に見たい選手だ。

あともっと好きなのはさりげなく増やしてみた、イタリア代表監督コンテのようなパターン。スキラッチの引退後の増え具合もたまらん。ルーニーはバラしすぎ。もう少し恥じらいが欲しい。

髪が無くなったイケメンほど面白いものはない。特に中身の無い人。中身のあるイケメンは結局かっこいい。ハゲてもかっこいい。けっ。でも中身の無いイケメンは最後まで髪にこだわる。奥田瑛二ヘアーを保とうとしてる中身の無いイケメンの剃り込み部分のスダレ具合ほど見てて愉快なものはない。男の前髪は1センチが基本なんだよ。

言っておくが俺はハゲてない。断じてハゲてない。勿論増やしてもない。植えてもいない。26歳でヘアメイクさんにヤバイかもね…と言われてから瀬戸際に立ち続けている。この間久しぶりに会った、もう付き合いも15、6年になる藤重政孝君からも「エガワさんは保ってるよね。全然減ってない」とのお墨付きをもらった。

俺はハゲではない以上フサフサ未満の立ち位置でずっといる。もうこの20年くらいいる。この粘り腰具合で一部では髪様なのではないかと言われている。そろそろ拝み始める人がいてもおかしくない。毛髪に悩む人は私の元へ集え!私に祈ればハゲは止まります!みたいな。

でも俺はシンガーソングライターで良かった。イケメン側ではないシンガーソングライターは頭髪の有無は問題にならない。むしろ晒して生きるほどシンガーソングライター感が出る。ハゲで円熟を表現するするような。

しかしシューゲイザーはまずい。シューをゲイズしてる時に頭頂部に注目がいったらお終いだ。ドリーミーどころではない。轟音に包まれているはずが、ただ一点を見続けることで轟音の外に意識がいってしめう。ただシューゲイザーには坊主という道がある。神様はまだシューゲイザーハゲを見捨ててなかった。まあそれでも何かは変わってしまうけれど。

結局ハゲたらハゲなりの音楽がある。ハゲにはハゲの人生がある。ハゲてしまったら元の世界には戻れないが、新しい世界が見えてくる。ハゲよ、クヨクヨするな。自分の道を進め。ハゲの道を進め。それでいいじゃないか。君の魂は毛髪の中にあるわけではない。

もう一度言っておくが俺はハゲてない。増やしてもないし、植えてもない。