マジック

たおがカラオケバトルにはまってます。まあ色々思うところはあるので、一緒に見ながらも、これは機械が判定しているから、本当に心に残る歌がどうかは別だよと教えてます。

昨日も録画しておいたものを見てましたが、明らかに良い歌の方が負けたりする。基本ウィスパー気味の人は不利だし、無理にビブラートかけてたり、音を置きに行ってる人も目立つ。まあそうは言ってもある程度の実力は皆さんあるわけですが。絶対女王の人はやっぱり上手いし。

でも、音楽が上手くないとダメだとは思って欲しくないなぁーと思ってる。いや上手い方が良いし、上手くなる努力は忘れちゃだめなんだけど、音楽はそういうものじゃなく、計算通りにいかない、わけのわからんものであって欲しいと思ってる。上手い人が集まって、凄いものが出来ました、ってのも勿論素晴らしいんだけど、ガラクタみたいなものを集めて、何故か凄いものが出来た、なんか感動するくらい美しいものが出来ちゃった、そんなのがたまらなく好き。なんというか、そう、マジックが欲しい。説明の出来ないマジック。相乗効果とか、化学反応とかではない、もっとわけのわからないもの。ふっと急に目の前に凄いものが現れて欲しい。何も説明できない、全くのブラックボックスであって欲しい。残酷なくらい不条理なものであって欲しい。

ベックの初めてアートに触れた話が好きです。おじいちゃんが、ゴミみたいなガラクタから、かっこいいおもちゃをつくってくれたのが、自分のアートの原点って言ってて。自分が作りたかった世界に近いなあーって凄くワクワクしたのを覚えてる。一つ一つはボロくて、バランスも取れてないけど、なんか輝くもの。そんなものに私はなりたい(by宮沢賢治

でもそれってプロじゃないよな…っていつも思う。だって不確定なんだもの。スケジュールが読めない。完成も見えない。これはきっと宅録のメンタリティー。暗い部屋に篭ってる奴のメンタリティー。僕の居場所は結局そこから一歩も動いてない。でもここから大ヒットを出したい。まだ狙ってる。宅録の暗い奴が国民的ヒット曲を書く。そんなものに私はなりたい(by宮沢賢治 二回目)しつこくてすいません。諦めも悪くてすいません。もう少しだと思ってるんだけど。

たおがこの間カラオケで95点を出した。曲は「翼をください」だった。渋い。さすがしめ鯖を食べる一年生。いやしかし、たおは本当に音楽やるんだろうか?どんな音楽作るんだろうか?ポールウェラーの息子を見ると不安になります。どっちかといえば、ショーンレノンであって欲しい。またはルーファスウェインライトになって欲しい。お父さんのラウドンウェインライトIII世より凄い子供。贅沢なこと言ってますがね。

これから嫁の友達の娘のチアダンスです。たおのお姉さん的な存在。