誰の作品?

忙しくも楽しい週末を通り過ぎた月曜日。昨日聞いた、感じの悪い音楽業界のスタッフの話を考えている。

僕も実は、音楽を作る方ではなく、作る人を支えるスタッフになる道もあった。どこかでそれを考えてた自分もいたし、実際に給料も提示して誘ってくれる人もいて、ちょっと悩んだ時があった。まあでも音楽を作ることが出来なくなった自分なんて、どうやっても想像出来なくて、それはお断りさせてもらった。

音楽業界のスタッフでいやなのは、ちょっと関わってるだけなのに、その素晴らしいアーティストの作品の威光を使って、他のアーティスト、特に新人や若いこれからの人のことをボロクソ言う人。その人が関わってる分野の話ならわかるけど、お前が音作ってる?作曲してるの?みたいな人が音やメロディーやら作品にイチャモンをつけている。アドバイスという名のイチャモン。そしてそういう人に限って、ボロクソ言った女の子のアーティストを口説こうとしたりする。それ、興味のある女の子に意地悪したい小学生の男子マインドじゃねえか、っていう。

まあそこまでのクソはなかなかいないけど、元ミュージシャンで、いちいちアーティストをコントロールしたがる奴とかもいる。お前の作品じゃねえだろ?、っていう。でも、その気持ちはちょっとわかる。多分自分がスタッフに回ってても、それをやる可能性はあった。だって目の前で音楽作ってたら口出したくなるじゃん。音のことは少なくとも自分で作るくらいわかってるんだから。そして、それがいやだったので僕はスタッフにならなかった。

その選択は今でも正解だったと思ってる。人に迷惑かけなくて良かったと思ってる。今も自分のペースで音楽を作り、細々だが音楽を作り続けてる。人のための作曲だろうが、作るのは自分。これは胸を張って自分の作品と言える。そんな日々を続けている。それがなくなったら僕は誰だかわからなくなる。名前のない、顔のない、のっぺらぼうの名無しの権兵衛。鏡に向かって問い続け、ゲシュタルト崩壊しちゃうところだったと思う。その頃ゲシュタルト崩壊なんて知らなかったけど。

エガワヒロシの2016年、表面上はまったく結果を残せてないですが、自分なりの手応えは得てます。もう少し、あと一枚、あの壁を破り、あの山を越え、あの水たまりを飛び越えれば良いだけ。今年はそんな一年でした。でもそれはエガワヒロシだから出来ること。僕は自分の歩んで来た道を肯定したい。

今年はもう人前で歌いません。あとはたこ焼きだけ。たこ焼きを音楽と同列で扱うのはどうなんだ?とは思いますが。そこは肯定しちゃダメだと思う。

■ライブ情報

<ソロ>

1/20(金)高円寺HIGH
エガワヒロシpresentsフワリカ!Reborn!〜心に茨を持つ少年〜」
18:30開場/19:00開演
料金:前売り3000 当日3500円
出演:エガワヒロシ/近藤智洋&橋本孝志/藤重政孝/岸上規男

<PAVEL>
2/10(金)高円寺HIGH
詳細未定

エガワヒロシのチートロたこやき>
12/25(日)1/29(日)2/25(土)3/26(日)4/30(日)
[Total Feedback]&[SundayMonday]
高円寺HIGH 高円寺ampcafe同時開催

チケット希望の方は希望人数とお名前を連絡ください。