「Teenage Symphonies to God」/Velvet Crush


90年台USパワーポップを代表するギターポップバンドのセカンド。まあ所謂名盤ってやつですね。あの頃音楽にハマってたやつはみんな聴いてたな。

音楽を小難しく考えて袋小路にハマった時にはこれを聴くと良い。何も特別なことはしてない。ギター、ベース、ドラムを集めて、3人で汚いスタジオに入って、ガハハと笑いながら曲を作るとこんなものが出来る。音楽が好きな奴らが、こういうの良いよなぁーって部屋で聴かせ合って、そのまま盛り上がってスタジオ入ったら出来たみたいな曲ばかり。でもそれって音楽の大事な側面だと思う。音楽ファンがそのままステージに上がったみたいな音楽。これをバカにする人は、きっと音楽が好きじゃないんだと思う。いや音楽は好きでも、音楽を共有は出来ない人なんだと思う。それってちょっと寂しい気がするなぁ。まあ人それぞれ色んな音楽はあると思うけれど。僕はこれが好きな人と友達になりたい。