ベイビードライバー


僕は映画通ではない。そりゃそれなりには見てるし、好きな映画監督の名前だってすぐあげられるし、好きな映画だってすぐ答えられる。でも映画を見る2時間に出来ることを考えて映画館に行くのに二の足踏んじゃうし、家で見ると時間勿体無くてところどころ1.2倍速で見ちゃう不届き者なのだ。そんな僕が映画館に行ったのは、友達が頑張ってプロモーションをしてるのを応援したかったから。しかもそれが仕事ではなく、その映画監督との友情をバックグラウンドにしているということが僕の背中を押した。

でも「ベイビードライバー」はそんなことをすぐ忘れさせてくれた。もうオープニングから最高にかっこよくて完全に引き込まれた。数々の仕掛けにニヤリとして、音楽のリズムで進む映画のグルーヴに僕は飲み込まれていた。コインランドリーのシーンなんてお洒落の極みだし、どのシーンを見てもスタイリッシュ極まりない。それでいてハリウッドものにも負けないくらいハラハラドキドキはするし、心にジーンとくるシーンがある。ケヴィンスペイシーには完全にやられた。とにかく小難しくなく、しっかり面白い。娯楽として機能しながら、娯楽以上のものを残してくれる、これぞ映画。2時間なんてあっという間。

監督のエドガーライトは一切妥協しなかったんじゃないかなあ?どのシーンも完璧だった。あそこなー、、というところが一切なかった。完璧。大好き。そして尊敬する。

この間エドガーライトが来日した時に、エドガーの友人でもある僕の友人の映像作家のわたなべりんたろうさんが、歓迎パーティーに誘ってくれた。父親稼業があるのでお断りしたのだけど、無理して行けばよかったかもしれない。これだけの作品を作る人がどんな人なのかとても興味がある。映画で流れる音楽を聴けば、音楽の趣味も合いそうだし。ブルートーンズのMV作ってるらしいし。ブルートーンズって!

まあとにかく、この映画は盛り上がるべきだ。映画通だけじゃなく、それこそスピードとか好きな人も見るべきだ。しっかり楽しませてくれる間違いない作品。

まあ俺が映画勧めて効果があるとは思えないけどね。音楽ならまだしも。あ、音楽好きはフリーとスカイフェレイラとジョンスペンサーを探すべし!

突っ走れ!ベイビードライバー!大ヒットしてもう一回エドガー連れて来い!