「All is Calm,All is Bright/H i-5」


遂にリリースのH i-5のニューアルバム。この機械仕掛けのパンドサウンドがなぜこんなに有機的なのか。このおじさん3人がセッションで作り出すメロディーがどうしてこんなに青いのか。こんなどこにでもいそうな気の良い3人が作る音楽がどうしてこんなに普遍的なのか。

大学時代から変わらぬ友情で結ばれた3人が、それぞれ紆余曲折ありながらも音楽をまっすぐ見つめ続け、今も全く変わらないフレッシュな気持ちで同じように3人でバンドをやってる。これって実はものすごいことだからね。バンドの活動期間の長さでいったらもっと長い期間のバンドも勿論あるだろうけど、気持ちの変わらなさ、新鮮さはギネス級だと思う。そしてまた新しいアルバムで最高到達点を超えるって、これは奇跡でしょ。

タケダ君の持つ根源的な青さを守る為に、オダ君とテッペイやんは腕を磨いて鉄壁のアンサンブルを作ってきた。それぞれが他の現場で使命をされるくらい腕を上げたことで、新しい地平が見えてきた気がします。

まあでも、それでもこのバンドの真骨頂はライブ。一回も見たことない人は見て欲しいなあ。所謂打ち込みのバンドとは全く違う音だから。ルックスに派手さはないですが(苦笑)音楽は輝いてますよ。誰が見たってわかるくらい凄いんだから。

今度の日曜には下北251でリリースパーティーだそうです。しかもハイフラ、マドラスホンダレディが一緒だってよ。よだれだらだらなライブ。俺は行くぞ。