星屑のステージ


水曜日に元ピールアウトの近藤さんと、元チューインガムウィークエンドの橋本さんという日本のロックバンドの歴史に連なる2人がやっているイベント「like a stardust」に行って来ました。今回は弾き語りじゃなくバンドバージョン。

トップは橋本さんのthe MADRAS。冷んやりしたサウンドに温かいメロディー、そして最後に残る痛み。この冷んやりしたカミソリにそっと触れて、暖かい血が少しだけ出たような音楽はこの日も変わらず。今回はゲスト無しの4人で臨んだからか、どこか骨身を感じましたね。骨が当たる音がするような。そんなライブ。

そして2組目、本日のゲストwash?はもう圧巻。今オルタナティブで暴力的でそれでいて開かれたバンドサウンドと言ったらこの人達が最高峰じゃなかろうか?インプロのように自由でありながら、バッチリ3人の息が合って、即興のくせ球を投げ続ける。これどんな音楽ファンが聴いてもぶっ飛ばされると思う。ナタで心臓ごとぶった切られるような音楽。それでいてお客さんを置いてけぼりにしないのがいいよね。

そして最後は近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーション。圧巻の多幸感溢れるライブ。それぞれに腕のあるメンバーが近藤さんの音楽に魂と華やかさを添えていく。とても痛快で愉快な音楽なのに最後に残るトゲの痛みのような切なさがこの音楽の肝。近藤さんの音楽はいつも優しいのにどこか切ない。

最後のセッションも楽しく(wash?の大さん誕生日!)最高の夜でした。しかし3組とも楽しくて盛り上がる音楽をやってるのにどこか痛みを感じる。the MADRASはカミソリ、wash?はナタ、近藤さんはトゲ。それぞれ痛みの種類が違う。音楽はこんな多重的な感情を伝えるのに適した、素敵な表現形態なんだなあーって感じてる自分がいました。

さて、今日はミムラスがオランダから呼んだシンガーソングライター、ティム・トレファーズを迎えたライブ!楽しい一日になりそうな予感。ライブってやっぱりいいな。