勝つまでやる


もうすぐ結婚記念日。今の結婚(2回目なんで笑)をする時、嫁の両親が教師なこともあり、結婚を納得してもらう為にサラリーマンになったことを思い出します。

今思えば甘ちゃんなだけなんだけど、音楽で生きて行くんだ!と心に決め、実際にメジャーデビューまでしたのにサラリーマンになる時の敗北感は半端なかったです。本当に毎日俺は負けたんだ、、って思ってた。世間の人達と同じように、普通に働くだけなのに。激甘野郎。

実家に戻っていた僕は初出勤の朝、スーツを来て鏡の前にいました。そこにはうなだれるような顔をした、情けない男が1人立っていました。そこにやっとまともな道を歩む事になったと、息子を力づける為に父親がやってきました。眠そうな顔をしている僕に一言。

「そんな時は冷たい水をギュッと飲め!」

それを聞いた僕は一言。

「そんなことしたらお腹壊すよ…」

ああ!今たおにこんなこと言われたら俺多分怒鳴ってる!でもその時は気が短い、人一倍気が短い父親が、イラっとした顔をしながらその怒りを飲み込みました。その顔が忘れられません。

あれからサラリーマンをする事で嫁の両親には結婚する覚悟を見せ、売れたら結婚すると言っていた自分にもけじめをつけました。でもそれでいて音楽を諦める事はありませんでした(お義父さんも音楽を止めるな!って言ってくれた)。そう、その就職で音楽は終わりじゃなかった。別にそれで負けたわけじゃ無かったんです。

今日、旧知の元ラジオディレクターが「勝つまでやれば絶対負けない」という言葉を投稿してて、そんなことを思い出しました。
負けたかどうかも自分で決めるんだよね。死ぬまで負けを認めないで戦い続ければ、勝負はこれから!と叫び続け、そして実際に戦い続けてれば、負けないで死ねる。負けることなんてない。誰かが勝ってるよ!って言ってくれたら、まだまだこれから!と言い続けます。それで良いのではないかな。

でも実際に戦ってないのに「まだまだこれから!」って言ってたら冷たい目で見られますよ。全然曲作らないミュージシャンとか。ギター弾かないギタリストとか。それだけは絶対。

勝ちたい。というか負けたくない。誰にも。何にも。それは死ぬまで続くんだろうな。