作曲工程公開


良い曲を作るのには時間がかかります。でも時間をかければ良いかと思えばそういうわけではないです。

自分の考える奇跡ではないレベルで良い曲が出来る時間軸、タイムスケジュールは以下の通り。勿論これより早くできることもあるし、長くかかることもある。でもこのくらいの時間は欲しいかな。作曲家として、曲を集めるコンペ主催者への締め切り期間要望日記。

まずコンペ情報を見る。メールに気が付かないで日にちが経ってることもあるけど、それは気にしない。情報を見た瞬間、何かが閃く。ここでメロディーが降りてくるなんてことはほぼないけれど、うまくいけば方向性みたいなものが見える。これを一日か二日、何をするでもなく考え続ける。

そして次がリアル作曲日。一日唸りながら楽器を持ち替えたり、散歩してみたり、シャワー浴びたり、映画見てみたり、本読んだり、勿論音楽聴いたり、刺激を与えながらメロディーを探す。この最初の取っ掛かりがどのくらいで出てくるかが全く読めない。全く出てこない時もある。でも一日あればなんとかひねり出せる。取っ掛かりが出てくれば、あとは経験とテクニックで曲は形作ることが出来る。これでトータル三日。

そしてメロディーがなんとなく浮かんだら、サウンドアレンジを飴を舐めるようにずっと考える。この状態にいる時の自分は完全に不審者。上の空でブツブツ言ってる。たおも嫁もこの時の自分には何を言っても無駄なことをよくわかっているので、放っておかれる。これが最低一日。でも二日欲しいかな。これで五日。

そしていよいよデモ作り。ベーシックは一日あればなんとかなる。まあサウンドが頭にどれだけ具体的に浮かんでいるかにもよりますけど。ギターの人にとっては鍵盤とドラムの打ち込みが地獄。鍵盤弾きの人はここで有利に!俺はギター!ギターも上手くないけど。。。そして二日目に細かい音を加えて、なんとか完成、これでトータルぴったり1週間。

そうなんです。曲作り、出来れば一週間は欲しいんです!情報見て、パッとメロディー閃いて、アレンジを同時進行で考えつつデモ作ってってやれば一日で作れることもあります。でもそうじゃないんだよねえ。もっと手間暇かけたいの。音楽をちゃんと作りたいの。なのでどうかコンペの主催者の方々、出来れば締め切りを一週間後に。しかも音楽だけを作って生きてるわけじゃないから、毎日作業出来るスケジュールかもわからない。なので出来れば十日後に。心を込めてお願いしたい。

まあ何を甘いこと言っとるんじゃー!って叱られるのかもしれませんが、僕の感触ではこのくらいは必要ではないかと。ジャンルが違えばまた作り方も全然違うし、こいつの作り方何?って笑われるかもしれなきけど。

以上、一人のか弱き作詞作曲家の嘆きでした。作詞の話はまた今度。現場からは以上です。