ゴーイング・アンダー・グラウンド20周年


ゴーイングの20周年ライブツアーのラストでクアトロ行ってきました。本当は昨年が20周年で、ちょっとはみ出してるのがゴーイングらしい。笑

 


20年バンドを転がし続ける凄さ、変わらないもの、変わったものを感じながら見てました。グッとくる場面だらけ。ファミリー席で隣の小学生も涙ぐんで見てた。小学生を感動させるゴーイングは現在進行形だよ。

 


昨日は家族で行ったんだけど、ゴーイングは我が家のサウンドトラック。俺が今の嫁と付き合い始めて、始めてゴーイングのみんなに紹介したのが埼玉会館。その時初披露したのが「思春期のブルース」で、ソウが「今でも思春期の友達に贈ります」って言って歌い始めてくれて。だから今でもあの曲は僕らが出会って、ただただお互いに夢中だったことを思い出させてくれる大事な曲。

沢山ライブも見た。メジャーでデビューしてる時に仙台のツアーについて行って、物販担当してたら、仙台のプロモーターにみつかって「エガワ君こんなことしてたらダメだよ!」って怒られたのも思い出。

たおが生まれてからも沢山ライブ行った。最初は楽屋で見させてもらってたたおも、いつしか抱っこになり、雨の野音では家族3人でカッパ着て手を繋いで見た。たおは覚えてないだろうけど、まだ保育園の時に、ライブの帰りずーっと「listen to the stereo」を口ずさんでた。

とにかくいっぱいいっぱい思い出が有り余るくらい、ゴーイングの曲が僕らの人生を彩っていた。

 


ゴーイングを東京初ライブから見続けた者として言いたい。ゴーイングは今が1番良い。昨日のライブを見ても、昔の名曲達と最近の曲を比べても何も遜色がない。それでいてアレンジの巧みさは増してるし、音の強度が上がっている。そしてあのゴーイング特有の「ゆるさ」も失くしてない。現在のゴーイングが最強。

 


洋一さんが抜け、丈さんが抜けた。それでもゴーイングは5人のゴーイングだった。いつも後ろに2人を従えてライブをしてたように思う。

そしてそこに橋口君がやってきた。丈さんの音楽的な芳醇さを持ち、洋一さんのキャラクターを持つ男。勿論ゴーイングに完全にマッチした。最強のサポートメンバーだった。ゴーイングが5人のままでいるためのこれ以上は有り得ない人。

しかし、橋口君は天国に行ってしまった。そして3人はまるで耳元で囁かれたように感じたはず。 

 


「3人でもゴーイングだよ」

 


そんな風に橋口君は言葉を残したように感じる。そこからゴーイングは変わった。2人の影は感じられなくなった。昨日「南十字」をやっていても、そこに丈さんのメロディーはあっても丈さんの存在はなかった。「グラフティー」のイントロでも、洋一さんの考えたメロディーは響いたけれど、洋一さんの存在は感じなかった。5人で支えてたものを3人で抱える覚悟があの3人には出来ていた。そして一人一人は太くなった。存在感が増して、強くなった。楽器だって上手くなった。3人でゴーイング。足りないところは目の前にいるお客さんが埋めてくれる。そんなお客さんとの信頼関係もあるのかもしれないな。昨日のフロアを見ててそんな風に思った。

 


とにかく今のゴーイングはすこぶる良い。曲もライブも良い。熱もある。サポートメンバーの立ち位置も絶妙。昨日のクアトロも良い感じに埋まってたのだけど、もっと色んな人が見るべきだ。少なくともあの武道館にいた人達はもう一度見た方が良い。20年以上見てきた俺が保証する。一度。絶対。

 


ソウとはお互いの彼女連れて4人で旅行してし、家族出来てからは二家族でも旅行した。中澤君とは毎試合一緒にレッズの試合に行ってた。石原は、まあいいか(笑)そんな近いみんなが今もとてもカッコ良かった。今が1番カッコ良かった。そんな最高のことある?20年経って今が1番カッコいいんだよ?身内なことを割り引いても尊敬しかない。

 


これからもゴーイングは我が家のサウンドトラック。みんなのサウンドトラックにもなるバンドだよ。青春の真っ只中でも、青春が終わっても、嬉しい時も、悲しい時も、寄り添える音楽。


それがゴーイング・アンダー・グラウンド。最高じゃない?