うさぎおじさん

 

 


昨日は何故かわからないけど若い衆に1人おじさんは混じり、朝の5時近くまで飲んでしまった。フラフラしながら家に帰り、倒れこむように寝たのが5時半。

 


嫁は沖縄に、たおは浦和の実家にいるので一人ぼっちの家。家族というのは最小単位の社会であり、それもない1人の家というのは恐ろしい。社会から少しずつ切り離されて、何か大事なものが抜け落ちていく感覚に襲われる。

 


ゴミの日なのに寝過ごし、ならゆっくり寝てればいいのに3時間寝たら眠いはずがもう寝られなくなった。起きても気持ち悪いからお腹をスープとコーヒーでごまかす。さっぱりする為にとお風呂入ると風呂上がりは何故だかパンツを履く気になれず。上は着てるのにずフルチンという変質者スタイル。鏡に映る自分に寒気を覚える。そしてそのままトイレに行って、ドアも閉めずに用を足す。トイレの宇宙が生活スペースに侵食して、どこまでがトイレか判別できなくなってくる。無論二日酔いの頭はずっとグリグリをこめかみにされてるような痛み。そしてしゃっくりは止まる気配がない。どこに行った?普段のしっかりと生活リズムを刻む俺。

 


結局やらなきゃいけないことは色々あるんだけど全く手をつけられず、しょうがないから髭も剃らずにたおを迎えに浦和に向かう。途中になんか変なおじさんに絡まれるし、電車に乗ったら隣に座った子供がずっと「板橋〜」と連呼している。なんだろう?このエアポケットに入ったような、何か違和感がある空間は。いつもと比べてほんの少しだけズレてる世界。いつもの場所はどこにいった?

 


本当はモノを作る人はこの孤独と向き合って何かを作るのかもしれない。それが源泉だという人は沢山いる気がする。

でも僕は嫁とたおという社会の接点と繋がっていないと、途端に崩れていく気がしてならない。家族は生命線であり、救命胴衣であり、栄養を注入するチューブ。

 


1人は怖い。1人はヤバイ。孤独を恐れる47歳のおじさん。うさぎおじさん。