一人飲み

 

 


昔はこんなに酒を飲まなかった。なかなかにサイコな人と一緒にいたので外に一人で出掛けるなんてあり得なかったこともあるけど、単純に酒を欲してなかった。20代中盤まで僕の人生に酒は存在してなかったに等しい。

 


それが今はどうだろう。とにかく一人で飲みに行くことが好きになり、いつも行く機会を伺っている。まあしっかりした家庭人の自分にそんな時間を創出するのはなかなか難しいんだけど、隙を見ては暖簾をくぐる。昔の自分から見たら信じられない状況。

 


人が嫌いなわけじゃない。人と飲むのも凄く楽しい。でも一人でつまみを選んでいる時間は格別。話し相手なんて必要ない。自分の欲望と向き合い、1番自分が納得するつまみルートを探っていく。頭の中には妄想が広がり、幾重ものルートが示されていく。その中で今日の決定的な一筋を見つける。それが見つかった時の醍醐味。これが一人飲みの楽しさ。

 


今日は会心の一撃。酒はホッピー。中を一回おかわり。つまみはネギ塩冷奴、しめ鯖、そして串がレバー、はらみ、かしら。今日の俺は金脈を掘り当てた。満足極まりない。これで1000円ちょっと。これが庶民の楽しみだ。最高だ。

 


あとは最高のライブを見て終わる一日。the MADRASが決めてくれるはず。楽しみ楽しみ。