事件起きる!アート帰りにスリ遭遇!〜3日目〜

 


寝た。めちゃくちゃ寝た。時差ボケをねじ伏せるように、朝とか昼とかわからない勢いで寝た。お陰で体は完全回復。食欲もある。ヨーロピアンな朝ごはんにも慣れて来た。

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今日は念願のヴィトン美術館。建物そのものと、現代アートの美術館ってことが理由で決めた今回唯一の自分の要望。家族で地下鉄に乗って向かいます。

 


たおはカナちゃんに地下鉄の怖さを刷り込まれたので、常に周りに気を配ります。お父さんやお母さんのバッグの空き具合を常にチェック。そのお陰かすんなりヴィトン美術館に到着。

 


いやしかしヴィトン美術館の存在感が半端ない!あの建物を見るだけでも価値がある。帆船のような、魚のような、昆虫のような、何とも言えない佇まい。革新的でアバンギャルドなことは間違いないのだけど、どこか親和性があって、ブローニュの森の中に溶け込んで見える。不思議なバランス感覚。

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そしてこの美術館のデザイン画が驚き。ラフなデザイン画から、この具体的な物体に持っていく技術と実行力、そして努力には頭が下がる。芸術には閃きだけではなく、それを成立させる沢山のファクターがあることを再確認。音楽家の端くれとして肝に銘じたい。

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ちなみに中にある作品は現代美術あるあるで、なんだこれ?ってものと圧倒されるようなものが並列で飾られる。一個だけこれ学生の文化祭か?ってのがあったな。アートにかぶれた中学生が作ったコラージュみたいなやつ。あれは受け入れられない。

 

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そんな中、1番異彩を放っていたのが我らが日本の草間彌生さん。あれは異空間。たおも楽しかったみたいで、長野の草間彌生美術館にも行きたい!と言ってました。何か響いたかな?

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お昼ご飯は一回もディナー食べてないし!って事で奮発してミシュラン一つ星の美術館併設のレストランへ。3人とも違うものを頼んだんだけど、どれも美味い。たおに出てきた胸肉がめちゃくちゃフワフワで、それなのに皮がパリパリで、あれをどうやったのか知りたい!海老ビスクのスープも濃厚でした。

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ランチ後は美術館隣のブローニュの森の公園へ。遊具沢山でたお興奮。遊園地にもなってるのね。遊園地は昨日も色々遊んだしってことで見て回るだけ。ここは東洋人1人もいなかったから、たおさんやたら目立ってました。

 

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そして帰り道、最寄駅のスーパーでお土産を買う。スーパーってやっぱり楽しい。その国の生活に触れることが出来る。

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お支払い後、嫁が財布をしまっているところにたおがくっつく。しかもバッグを押さえて。そこで嫁が「財布をしまってる時にそんなことしちゃダメ!」と叱る。

そして地下鉄に。今度は切符を買ってる最中にお父さんの紙袋が当たって痛い、謝れとか言ってくる。ここも財布を出しているところ。たおにキツく言う。

「お父さん達は今1番緊張してるところ!こんなヴィトン美術館の紙袋持った日本人の子供連れなんて1番狙われるの!だから警戒してるのを邪魔しない!」

たおは渋々頷く。そしてこの警告は現実のものとなる。

 


乗り換えた地下鉄。どうやらラッシュの時間。3人で乗り込むと、駆け込みで黒人の若者3人が乗ってくる。囲まれる我ら家族。1人の若者が棒に捕まる流れで、俺の首の後ろに腕を回し、変な体勢を強いる。これは!と思っているとやはり右ポケットに手が!すかさずポケットをギュッと掴む。そして首の腕を払いのけ、その相手の顔を見てニヤリと笑う。向こうも不敵に笑い返す。それで向こうも諦めた。嫁のバッグも凝視してたので大丈夫。嫁もしっかりバッグを持っていたし。そして俺のバッグはたおがしっかり掴んでいた。たお戦力!

しかし!左のポケットが無防備!左手は揺れに耐えるために棒を掴んでいる。左に誰かいたらポケットのカードがやられる!と左を向くと、そこには善良そうなおじさんが1人。助かった…。

次の駅で降りてなんとかスリ回避。ちなみに俺が防いだ後は逆側の白人さんが狙われてました。でもホームに降りる時にそのスリ集団は凄い悔しがってたから、多分成功しなかったんじゃないかな。

 


たおに今スリがいたんだよって言うと、びっくりして恐怖の顔に。でもこれでさっきお父さんお母さんが叱ったことが良くわかったはず。とても良い教育になった気がします。災い転じて何とやら。

いやしかし自分でも驚くんだけど、気も小さいし、臆病者の自分が、こういうアクシデントになると平然としていられる。それは家族でいるといつもそう。そんなクールなタイプじゃないんだけどねえ。火事場の馬鹿力みたいなもんかね。動じない自分に動じちゃう。

 


駅からの帰り道、たおのご希望のマカロンを買ってあげようと店に入る。すると偶然、そこは日本人の人がやってるお店。スリの話をすると、その人も渡仏10年で初めてスマホをすられたとか。そんな世間話をしてたら、事件にあったことを哀れんでくれたのか、マカロン1人一個プレゼントしてくれて!なんか色々あったけど、ラッキーな1日だったように思えました。どうもありがとう。

 


色々濃かった一日で、たおもちょっとお疲れ。なのでディナーは部屋で食べることに。昨日ディナーに行った時は途中寝てたらしい。明日はたおのための一日。ディズニーですからね。

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いやしかしこれで全く外でディナーを食べれないフランス旅行!来た意味あるのか?って感じですが、たお優先が我が家のポリシー。まあしょうがないかね。それが私の生きる道。

 

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