飛び出せ青春!

 

 


10時間以上寝たと思ったら、次の日は三時間で起きちゃう。そんな、振り子のような時差ボケに振り回されながら、なんとか日常に戻っております。まあ明日から長野なんで、また日常は遠ざかるわけですが。

 


人間は見たことのないもの、経験したことのないものには、恐れと好奇心がないまぜになった、畏怖と憧れのスクリューボールような気持ちを持つものだと思ってます。異国なんてのはまさにそんなもの。

異国に住んでいるとか聞くと、凄いなぁー大胆だなぁーなんて思います。まあ実際に住むには沢山のハードルを越えなきゃいけないわけで、大胆なのは間違いない。けど、実際にその地に降り立った後は、その町に住み着くことはそれほど思い切ったものには感じなくなります。現実というか、そこが日常になる。急にね。

 


あんなに自分とは遠い場所に感じた、そらこそお洒落の巣窟のように感じていたフランスも、行ってみたらなんてことはない。当たり前だけどお洒落な人もいればお洒落じゃない人もいる。空気感からお洒落なわけではなく、日本の空気と同じような、日常の空気が流れていた。特別な何かは感じなかった。もしかしたら自分の感性が鈍っただけかもしれないけれど、フランスに対する構えた心はどこかに行ってしまった。

 


人間の凄いところは適応する所。どこにいたって適応する。でも、人は間違った場所、気に入らない場所、求めていない場所にだって適応する。それは生きるための本能。人間は生き残るべく体が出来ている。

でも、だからこそ、本能任せにしないで自分の行く道も考えなきゃいけない。これは頭でっかちになれば良いという話じゃない。どうせ適応するんだから、自分の進みたいところに足を踏み出すべき、という話。大した違いはないのだ。どうせ適応するのだ。だったら好きにしよう。

 


そんなことを知る第一歩は日常を飛び出すことだ。それは海外じゃなくてもいい。自分の知らない世界に飛び出すこと。そしてそこはやがて日常になり、あなたのキャパシティを広げることになる。広がったらさらにまた新しい景色が見えるはず。

 


恐れずに、カジュアルに外に出よう。それが人間を磨き、これから行く道を探す手がかりになるはずだ。出来るなら若いうちに。考えるな。感じろ。あとは飛ぶだけ。鳥男のように。

 


飛び出せ青春!とはよく言ったもんだな。青春って飛び出すもんだよ。うん。そして青春に年齢は関係ないね。全く。