エントロピー増大の法則

 


最近読んだ本で読んだ、エントロピー増大の法則が面白くて色々考えてます。

 


エントロピーとは「混沌」のこと。整っているものは崩れていくし、集まったものは拡散するし、とにかく万物はまとまりを拒否する。大げさに言えば死に向かう。そしてそれは自然な姿だと。キレイにした部屋は汚くなるし、体は衰えるし、愛は冷めていく。それは自然の摂理らしい。

 


しかし、それに唯一抗おうとするのが人間だそうです。細胞は死んだそばから新しい細胞を作っていく(最終的には新しい細胞が追いつかなるわけですが…)国、家族、夫婦という枠組みを守ろうとすることもそう。言わば神に背いてるのが人間なのかもしれない。

 


これを読んで、自然の摂理に従って混沌を受け入れるんじゃ!って考える人もいるかもしれない。抗うからストレスを感じて苦しむんだと。その論理には破綻はない。

でも、僕は自分の意思について考えてしまう。僕は何かに流されたくない。自分の意思で生きたい。生かされたくなんかない。エントロピーがなんぼのもんじゃい!と思う。

 


人間の出発点なんて知らない。僕のルーツは両親から受け継いだもの。人に優しく、自己犠牲を厭わない母と、必要な決断は冷徹にする父親に育てられた。そこには崩壊しない愛情があり、強固な家族があった。それは自然な姿ではないのかもしれない。でも僕の出発点はそこ。両親にはそんな家族を作る意思があった。僕も意思を持って家族を作る。

 


我が家はエントロピーの増大の法則に抗えているだろうか?人間がモノを集めたがるのも抗う例の一つらしい。我が家のレコード棚もそんな自然へのレジスタンスなわけだ。

 


たおは自然の摂理なんかには負けない子供に育ってます。色々トラブルはあるんだけど、全く動じず、平然とした顔で乗り切ってる。ずっとエントロピーなんてやつに抗いながら生きて欲しい。自分の意思で生きて欲しい。それがたおに教えたいこと。

 


何でも思う通りになると思うなよ!と天に向かって呟く。そんな夏の終わり。随分と涼しくてなったねえ。