音楽は素晴らしい!

 

 


昨日は小沢健二豊洲ピットへ。

 


月島でもんじゃを食べ、キラキラの夜景を横目に見ながら会場へ向かう。ちょっと肌寒い空気が気持ち良い。オザケンの音楽が鳴り響く為のプロローグのような世界。アーバンブルースが耳の奥で聴こえる。

 


最近のファンク交響楽路線が大好きなので、そんな世界を期待して行くとステージには簡素なセット。なんとメンバーはキーボードさえいない4ピース!ドラムがグレート3の白根さん、ベースが中村キタローさん、そしてギターになんと大御所土方隆行さん。そしてオザケンがギターを持って真ん中に立つ。

 


一曲目から新曲。その歌詞を紹介しつつ、ハンドクラップの練習。なんともほんわかした親密な空気がもうそこに立ち昇る。素晴らしいミュージシャンというのはこの空気を作れることなんだよなぁ。そんなことを毛細血管にまで感じる。

 


この最小限のメンバーで繰り広げられる音は、もう骨身を削るような生身の音楽。今湧き上がった衝動をすぐに差し出すような産地直送ミュージック。生身のファンク、生身のロックンロール、生身のポップ。ジョナサンリッチマンが独特のファンクポップを奏でているような、そんな特別な音楽。簡単に言えば最高って事!

 


その中でオザケンが自由に振る舞い、それをバックの3人は柔軟に受け止めて行く。もうとにかくオザケンが楽しそう。会場は大合唱!

 


そして早くも三曲目でブギーバック!4人でそのまま始まるが、なんと!ラップパートが始まるとスチャダラパー登場!shincoもいる!途中でスクラッチの嵐!会場はもうフルボルテージ!

 


その後はもうずっと幸せ。多幸感という言葉がこんなに似合う音楽があるだろうか?でもそんなキラキラした音楽にはしっかり苦味があり、重みがあり、僕らをジャンプさせるけれど、空には飛ばさない。多幸感が嘘にならないリアルミュージック。オザケンは絶対に裏切らない。

 


一緒に行った女の子が、ずっと後ろにいた背の小さい子が見えてるか気にして声をかけていた、この音楽にはそんな優しさが似合う。とても幸せな気持ちでライブを見てた。ラストまで合唱の嵐!ブラスパートも全部歌で表現する。足りないものはみんなの愛で埋める。そんな素敵なライブ。素敵な空間。

 


アンコールのラストは撮影タイムをはさみながら新曲の「彗星」。もうしつこいくらいに掛け合いを繰り返す。この時間が永遠に続くような錯覚に襲われる中、曲は終了。するとオザケンはみんなにアカペラでもう一度コーラスを歌わせる!会場に広がる笑顔の渦!そしてその流れのまま唐突に告げられるカウントダウンと「日常に戻ろう!」の言葉。そしてライブは終了。こんなにドラマチックで心を鷲掴みにするような終わり方があるだろうか?これでみんなの心に音楽は強烈に残り、日常に、生活に帰る。少し俯きたくなる気分の時に耳の奥でこのメロディーが鳴り出す。リズムが鳴り出す。言葉が踊り出す。そして僕らは笑顔を取り戻す。

 


小沢健二という人の音楽には特別な魔法かある。他の人には鳴らせない音がある。

何か言葉にできない勇気を貰った気がする。12月7日の自分のライブに対する恐怖心が消えていた。なんだかやれる気がしてきた。

 


音楽って凄いんだよ。オザケンにそう言われた気がしてた。帰りのモノレールで見た景色はさらに綺麗だった。僕はずっと笑顔だった。幸せだった。

 


まるで恋したみたいな気分だ。

 

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エガワヒロシ20周年ライブ!〜まだまだ人生模索中〜」

12月7日(土)高円寺amp cafe

開場18時開演18時半

前売り2000円当日2500円