母、ゲロを吐く

f:id:egawahiroshi:20200305231733p:image

 

 

 

 

 

今日は僕ら夫婦の結婚式記念日。入籍は2004年の9月でしたが結婚式をしたのが15年前の今日。今でも1日中楽しかった結婚式が思い出されます。そして結婚式の強烈なエピソード。何回も言いたいやつ。

 


僕は結婚も2回目であり、前の結婚は仕事もないのに急に結婚を言い出したので、両親は戸惑いだらけでした。結婚式もしなかったし。しかもそれが最終的には離婚。どれも僕の力不足故なのですが、両親には心配しかかけていませんでした。

 


しかし今回は何とかみんなに祝福をしてもらう形で結婚。両親はとても嬉しそうな顔をしていました。母親に至っては、手のかかる末っ子の結婚に舞い上がりまくり。僕の会社の上司には、何度もアルバイト、契約社員、正社員と雇ってくれたこともあり「神様みたいな人だ!」と土下座せんばかりの勢いで頭を下げる母。その姿に愛情を感じて、とにかく正しい事をしたんだな、と実感した事を覚えてます。

 


そして結婚式も佳境。花嫁からの涙の手紙があり、両家代表で父親からの挨拶。うちの父は基本話が長い人で、この日もそんな傾向は発揮されます。そしてその時、隣の母親は青い顔…。それは息子のために酒を注いで回り、お酒も沢山飲んでいた為。でも酒にはとても強い秋田の女です。椅子に座りながら何とかやり過ごします。

 


そして最後に新郎からの挨拶。僕は両親から受けた愛情を当たり前のように思っていたけれど、それはとても特別なもので、とても幸せに育ったんだという事を涙を流しながら話します。そんな姿に会場は感動の時間となり、そこかしこで涙を流す人が続出。その時でした。

 

 

 

母親がゲロを吐きました…。

 

 

 

いや、吐いたといっても撒き散らした訳ではありません。うちの母は偉かった。ハンカチを口に添え、ゲロはほぼ飲み込みました(笑)しかしその姿、近くの人には「吐いた!」となりましたが、遠くの人には「お母さんも泣いてる…」となります。さらに感動に包まれる会場(席が遠い人限定)。その瞬間から僕の涙はピタリと止まりました。

 


父親には式の終わりに「お前話長いんだ!」と言われ「どっちがだよ!」と言い合う結婚式終わり。お見送りの中に勿論母親はおらず。なんともドタバタな結婚式となりました。でもかえって強烈なエピソードで印象的になったかな。

 


母親曰く、いつもはチェイサーで水を飲みながら酒を飲むのに、それができなかった事、デザートにいつも食べないムースを食べた事が原因だと言い訳されました。まあそれでも普通ゲロは吐かんよ(笑)

そんな母の着物には、料理の中でも美味しかった、ひき肉のレタス包みのレタスが、ゲル状になってそっとついてました。あぁ、それが僕の結婚式。一生に一度の結婚式。永遠に語り継がれるエピソード。

 


それでは聴いて下さい。ミッシェルガンエレファントで「ハイ!チャイナ!」