適正な大きさ

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アメリカの選挙戦のドタバタを見てると、こうやってアメリカは世界中からのリスペクトを失くしていくんだなぁーって感じます。ノーサイドの精神なんて微塵もない態度、疑念を生むような選挙システムを放置しておく姿勢、悪口だらけの討論会。分断ここに極まれり。

 

 

 

トランプに人として必要な感情が足りないのは間違いない。でも大統領には人間を超えた決断力も必要なわけで。オバマはきっと良い人なんだと思うけど、決断できない人の良さみたいなものがあった。トランプが無理矢理まとめた和平とかオバマには無理。でもそうは言ってもトランプに信頼が置けるかと言ったらそんな事は微塵もなく。ビジネスマンだから、お互いに損になる事は絶対にしないって事だけは信頼出来るかな。

 

 

 

結局信頼できないトランプと、頼りなく感じちゃうバイデンという選挙戦で、お互いに敵意剥き出しで、国自体がもうまとまらなくなっちゃった。でもこれを見てると、国っていうのは適正な大きさがあるんだなぁーって感じます。こんな大きな民意をまとめるなんて無理だよ。

 

 

 

大きな国はみんな問題を抱えてる。分断のアメリカ、恐怖政治のロシア、独裁の中国、カースト制度のインド。ここに危うい大統領のブラジルを加えても良いか。国がでかくてもそれなりに落ち着いてるのはカナダとオーストラリアくらい。でもこの2つは国はでかくても人口は少ない。

 

 

 

結局、デカイ国をまとめるには大きな力が必要で、その為には人としてどうかしてるような判断が出来るような人が選ばれてしまう。プーチンしかり、習近平しかり。でもそれが正しい事とは思えない。人としては認められない。なので、国の大きさはある程度までにしないといけないんだと思う。日本なんて絶妙な大きさだと思うなぁ。ドイツ、フランスとか。EUも国の集合体という前提を失くしたらダメだと思う。一つの国へ!みたいな幻想は捨てた方が良い。

 

 

 

お互いの差異を認めて、適正な距離で付き合う。理想論では進まない世界で必要なのはこれ。ある程度の大きさの国同士が適正な距離でお互いを認め、その上で監視し合い、持続可能な社会システムを作り上げていく。大国がいないと小さな小競り合いが進むのかもしれない。わからない。でも戦争ばかりしてたヨーロッパがEUを作ってなんとか戦争を回避しているように、適正な大きさの国の集合体が出来れば良いのになー。まあアメリカの州制度というのはそういう理念で作られたんだろうけど。

 

 

 

アメリカは元々侵略して作り上げた国だからね。あんな獰猛な態度というのが根底にあるのかもしれない。でも優しい人もたくさんいるし、面白い国である事は間違いない。

 

 

 

いやー色々難しいねえ。答えは上手く出ないや。