あいまいでいいよ

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最近は打ち込みだったり、サウンドが込み入った、一つ一つの音をこねくり回した音楽ばかり聴いてました。そんな中で出会った羊文学のこの曲が良い。ストレートなバンドサウンドに乗せてバンドメンバー全員のエモーションが一緒くたになって高まっていく。何も凝った事してないけどかっこいい。シンプルは強い。

 

 

 

そしてこの「あいまいでいいよ」というメッセージがとても良い。みんな極端な事を言いたがる世界に響く、真っ直ぐなメッセージ。

 

 

 

何でもはっきり白黒つけたがる人が苦手です。白黒つけられるものなら良いけど、真っ白も真っ黒も難しいのに、どちらかのポジションを取って相手を責め立てる。頻繁に見られるこの光景。毎度毎度しんどい。

 

 

 

お店に行ったり出かけたりするのは良くない。それは正しい。感染回避の為には出掛けない事が一番。自分も感染してるかもしれないリスクを考えたら外になんて出てる場合じゃない。

 

 

 

経済を回さないと暮らしていけない。それも正しい。僕達は何も持たずに暮らしてはいけない。誰かの暮らしの為にも誰かがお金を落とさなくてはならない。それが社会というもの。

 

 

 

正しい事が二つあり、それは真逆の位置に置かれている。非常事態になったら出掛けない方に舵を切るしかないけれど、それまではあいまいでいくしかない。それをどちら側も自分だけが正しいかの如く喚き散らす姿。醜悪な正義の塊。

 

 

 

白も黒もない世界で、出来るのは自分の信じる道を粛々と進む事くらい。マスクして、手洗いうがいして、良く寝て良く休んで免疫力を高める。ストレスも溜めない。自分の体をウィルスに負けないようにする事。それが一番大事。それ以外は色んな考えがあって、人を自分の思い通りに出来るわけではない事を忘れてはいけない。自分と考えの違う人を屈服させる必要なんてない。

 

 

 

「あいまいでいいよ」は本当に良い曲だなぁ。大事な事はいつも中間地点にあるんだよ。君と僕の間。強さと弱さの隙間に。