緊張と緩和

 

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昨日はアコースティックイベントでDJでした。こんなご時世なので行く事自体も躊躇する状況の中、それでも音を止めない、止めたく無い人達が、距離を取りながら抱きしめ合うようなイベントでした。

 


まずは客入れ時の空気を温めるのがDJの仕事。トップの木下君に繋げる為にメロディアスでありながら、さりげなく刺激強めな選曲に。

 

 

 

hannah/house of love

三十路/平岡恵子

selfish jean/travis

sleep on needles/sondre lerche

sometimes always/jesus&mary chain

honey white/morphine

you never know/wilco

january man/nick heyward

disappointed/XTC

cannival resource/dirty projectors

solsbury hill/peter gabriel

 


the  MADRASやdot's dashで活躍するギタリストにしてシンガーソングライター、木下直也君の弾き語りはとにかく蒼い。ブルーなメロディーをブルーな歌声で紡ぐ。ギタリストの時の爆発するような感じはちょっぴり。アコースティックで聴くとコードワークの美しさが目立つよね。さりげなくテンションの入った美しいコードを、クランチで激しく弾くバンドはだいたいカッコいい。その系譜にいる事がバッチリわかるライブでした。

 


そして次はブロンディプラスティックワゴンの篠原君に合わせ、男の弱さが見える、ロマンチックで、でもモッドでロックンロールな選曲。

 


cowboy dreams/prefab sprout

memory boy/deerhunter

I can't explain/the who

stand/mover

 


篠原君の弾き語りはギターが巧み。そして木下君より一回り上のはずなのに、さらに少年性を感じる声。センチメンタルとかロマンチックという言葉がぴったり。島根なんだねえ。島根感あるのかな?島根は考察した事ないな。

 


そして次はウィルベリーのジョウさんに繋げる為に絶対かけようと思ってたインエクセス。アクが強めで、でもどこかでトラディショナルなソウルを継承しながら前に進めてる人達の選曲。

 


heaven sent/INXS

alexandra/Hamilton leithauser

babel/mumford&sons

 


ジョウさんのライブは話が長い(笑)1つのエピソード4回に分けて話す人初めて見たよ!

でもアコギの音が素晴らしくて、ストロークがとても音楽的で、シンプルなコード進行で進む実は優しいソウルフルミュージック。それを声のアクの強さと、最後のコードでフックを作るセンスでオリジナルな世界に引き込む。最後のコードって大事なんですよ。

 


次の橋本さんに繋ぐ流れは、ジョウさんがカバーした流れで近藤さんスタート。キュアーの大好きな曲流したらもう終わりでした。

 


GO!/近藤智洋

inbetween days/cure

 


今回の橋本さんはキーボードのカメダタク君が素晴らしかったね。遊佐さんの時とは違う、カラフルな色付け。ギターの木下君がシンプルに支えたのもあってか、いつもよりニューミュージック感が感じられて面白かった。北海道の人にあるあのニューミュージック感はなんなのか、いつもライブを見ると考えちゃう。

そういえば橋本さんもめちゃくちゃ少年の声。歌うバンドマンは少年性を纏う事になるのかねえ。ジョウさんはその領域を超えていたけど(笑)

 


(just like)starting over/john lennon

lover's day/TV on the radio

 


ライブ終わりはスターティングオーバーをかける事を決めてました。こんな暗闇の中だし、年末なんだけど、ここから始める意識。終わってなんかなるものかという気持ちを込めて。

 

 

 

外は過去最多連呼の緊張の世界。ライブハウスなんて場所はその先端のような場所なんだろうけど、距離を保ち、換気をして、様々な試行錯誤をしながら前に進んでます。その各方面の努力に頭が下がります。そのおかげで会場の空気はほっこり。緩和の世界。緊張だけでは難しいんだよね。なんとか生き延びないとね。

 


来年は良い年になる。そう言い切ったジョウさんが頼もしかったな。言い切るのって大事だよね。そう思うな。