産業ロック

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産業ロックって呼び方が昔ありました。それは売れる事にフォーカスを絞った、産業としての、金儲けの為のロック。まあ言ってしまえばそんな姿勢を揶揄する言葉な訳です。ジャーニー、REOスピードワゴン、ラバーボーイ、スターシップ、エイジアなんかが代表的かな。ロッキンオンが作った言葉。

 

 

 

でも今聴くと、古くなり始めたロックの良い部分、ポップなメロディーやご機嫌なギターを残しつつ、新しいサウンド、シンセサウンドを乗っけてカッコいいの作ろうぜ!って音楽なんですよ。なんか革新的じゃないみたいな難癖付けられてたけど、革新を目指してたわけです。その導入の仕方が先端を走ったニューウェーブと比べたら新しくはなかったし、古い感覚のままだったのはあるかもしれない。でも革新なら良いわけじゃないからね。良い塩梅のシンセとか結構あります。今聴くと。

 

 

 

で、今ってそんな感覚のバンド増えたなぁーって思うんです。現代の産業ロックって言うと語弊がありますが。コールドプレイはそんなバンドだと思うし、ララライオット、グループラブ、the1975とか、90年代のギターロック、80年代のシンセポップ的なメロディーにボンイエール以降のサウンドや、ダンスミュージックを組み込む感じ。とても耳馴染みも良いポップで軽快。でもサウンドに少しだけ遊び心がある。機能的で良く出来てる。

 

 

 

今聴いてるコインというナッシュビルのバンドを聴いててそんな考えが頭に浮かびました。なんかスターシップを感じるんですよ。どこかに「シスコはロックシティ」的なモノを。高音の抜けの良さがそんな感覚に繋がってるのかな。あとリックスプリングフィールドも感じる。

 

 

 

産業ロックなんて言ってなんとなくバカにしてた自分を猛省したい。ロッキンオンの手口にやられた感じ。あの頃は信奉者だったんでね。あの時にミュージックマガジンの感覚もあれば、もっと成長出来たなぁ。両方読むのが正しいスタンスだったと今では思います。

 

 

 

今の子達にはそういうリーディングマガジンとかないもんね。自分の感覚で評価出来る。良い音楽は自分で決める事が出来る。

でも若いうちは理解できない音楽を聴くのも大事なんだけどね。無理矢理器を広げる行為。それは絶対に後の音楽人生に役立ちます。1人くらいこの人の薦める音楽なら聴いてみようって人がいても良いかもね。

 

 

 

今となっては産業ロックラブな俺です。今日は家帰ったらミスターミスター聴こうかなー。