愛おしい、そして悔しい

 

 

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昨日は汚い焼き鳥屋に行った。汚いっていうか、古くて、ボロくて、やっぱり汚い店(笑)駅からはだいぶ離れていて、住宅街にポツンと存在してる。古いけど老舗の匂いはしない。ただ古い。ボロい。汚い。何度もすいません。

 

 

 

店に入るとそこには1人で店を切り盛りしてるおじいさんがいた。っていうかボーッとしていた。お客さんが来た事にびっくりした様子だった。勿論お客さんは自分しかいない。誰かがいた形跡もない。ここに入る自分はとても物好きだなと思った。テレビの音が異常にデカく、店内はテレビの音だけが響いていた。

 

 

 

ハイボールを注文した。おじいさんは一生懸命働いていた。しかし殺人的に手際が悪いのか、動きがトロいのかわからないけれど、なかなかハイボールは出て来なかった。そして出て来たハイボールは異常に濃かった。

焼き鳥としらすおろしを頼んだ。でもしらすおろしは切らしてると言われた。なので山芋の短冊切りをお願いした。焼き鳥は600円、山芋は450円だった。

 

 

 

焼き鳥は一本単位ではなく、一皿単位で注文を受け付けていた。ねぎまを注文した。塩で。何本出てくるのか?それもわからないまま。そして5本のねぎまが出てきた。色んな種類を頼む事は許されないらしい。でも5本で600円なら高くはないなと思った。山芋の短冊切りもなかなかな量だった。この店はぼったくりな店ではない。味は…。まあそれは言うまい。

 

 

 

コロナで飲食店が厳しい中、こういう店はどうやって生き抜いて行くのだろう?と思った。正直コロナの補助金でむしろ延命したのだと思う。美味しいわけじゃないし、汚いし、この店が続く事に意味はないのかもしれない。でもこのおじいさんがが1人でやってる、何も取り柄のない店をとても愛おしく思う自分がいた。それはただのノスタルジーかもしれない。でもそんな風に思えた。理由はない。理由はいらない気がする。

 

 

 

突然ですが報告。たおの全国大会出場は叶いませんでした。小学生は13人だけ予選通過。そこには入れず。たおはまだ自分の技が足りない事を自覚していて、そりゃしょうがないよと言っていた。親としてもそう思う。日本一、世界一の道はそんなに甘くない。

 

 

 

たおは全国レベルで言えば取るに足らない存在。続ける意味は特にないのかもしれない。でも、それでも上を目指してる。そんな人がいても良いんじゃないかと思ってる。無理に決まってるじゃんって笑う事も出来るだろうけど、そんな声はたおの耳には届いてない。身分不相応に世界一を目指し、それに付き合って往復3時間近くかけて週に4日も練習に通い、今日も体育館にいる親がここにいる。理由は子供への愛情?いやそういうんじゃない。特に理由はない。何にでも理由を求めたって意味がない。それで良いと思ってる。

 

 

 

たおさんの挑戦は再スタートを切ります。また仕切り直し。来年頑張ろう。やれるところまで。行けるところまで。お父さん達もなんとか頑張るわ。チャレンジは何回したっていいんだよ。