同じ場所を射抜かれる

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昨日は下北沢440で行われた高橋徹也さんのトリオ・ワンマン「Three Waves」に行って来ました。ベースに鹿島さん、ドラムに脇山さんと気心の知れたトリオ編成で、無駄なもの一切なしのクールな世界。端的に言って最高、最強、天下一。あのチャイナカフェのクールなファンクアレンジと言ったら!鹿島さんのベース最強説を上書きしましたね。ドラム、ギターがシンプルで、ベースが縦横無尽というのはこのトリオの最適解。圧倒的。

 

 

 

高橋徹也さんの音楽というのは高橋徹也としか呼びようのないポップ。ロックンロール。ジャズやボサノヴァ、ソウル、ファンク、ニューウェーブなど様々な要素はあるんだけど、それらを混ぜたものではないんです。最初からそんな音楽だったような不思議なもの。歪で猥褻で不穏なのに、何故か笑顔も安らぎもやって来る。湿度の高い熱帯の空調の効かないバーで飲んだくれていたはずが、いつのまにか密閉された冷凍庫に閉じ込められ、小さな窓から凍えながらオーロラを見てたりする。ここではないどこかではなく、この場所がねじれてしまう。そんな音楽。僕はそんな音楽を他に知らない。

 

 

 

僕の音楽人生に重要な影響をもたらした日本の男性SSWは4人います。デビューのきっかけになったスガシカオさん、音楽を聴き始めるきっかけの一つの佐野元春さん、曲作りを始めた時に憧れた高野寛さん。そして高橋徹也さん。この4人には体ごとぶっ飛ばされるような刺激を受けたわけです。そして今現在もみなさんには影響を受けているわけですが、みなさん音楽の形を変え、僕の真ん中の音楽と呼ぶものではなくなっている気がしてます。良い悪いじゃなく、僕の感覚と離れただけで。それが進化でもあると思うし、違う人には今が最高!となるんでしょうけど、僕にとっては真ん中にはいない音楽になってる。でも、今でも同じように真ん中をぶっ飛ばしてくれるのが高橋さん。新しいアルバムの曲で本編ラストを締めくくっても何も違和感がない。なんなんだろう?この一本の線がまっすぐ自分に向けて伸びている感覚。あんなにクールでそっけないのに、親密な音楽。世代もあるのかな。

 

 

 

僕と高橋さんは同い年なんですよ。まあ元々憧れてたからライバルなんて思えないけど、同級生の活躍は刺激になります。とても。おかげで今日の曲作りも捗っております。はい。

 

 

 

そして蛇足。もう1人だけ実は今も真ん中を撃ち抜いてくる人がいます。それは岡村靖幸さん。でも岡村ちゃんはシンガーソングライターダンサーなので別枠です。一応ことわっておきます。まさに蛇足。笑