チャンピオン

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昨日は天皇杯決勝。川崎を破って勢いに乗る大分と我が浦和。大分は退任する片野坂を胴上げしたい選手の気持ち、浦和は引退する阿部ちゃん、退団する槙野と宇賀神という浦和の屋台骨を担った選手を気持ち良く送り出したい気持ち。そんな気持ちがぶつかり合って手に汗握る好ゲームになりました。

 

 

 

結果は我が浦和が優勝。でもトピックはそこじゃない。1点リードの守備固めで入った槙野が、終了間際に同点に追いつかれ、でもロスタイムに大分を再び突き放すゴールを奪う。守り切ってグラウンドで歓喜を味わうために入った槙野が、ゴールをあげて勝利するというこのドラマ。持ってるわー。戦力外で退団する選手が、ACLを置き土産にするゴール。広島の男だった槙野が、完全に浦和の男になった瞬間。泣いた。槙野は真のチャンピオンだった。

 

 

 

夜にはM1。下馬評通りのオズワルド、実力ナンバーワンのインディアンズを相手に、永遠のダークホース錦鯉が抜け出して優勝ですよ。50歳で優勝。こんなドラマある?お笑いは夢あるなーって思ったなぁ。長谷川さん同い年なんですよ。余計泣ける。そりゃ富澤も塙も泣くわなぁ。

 

 

 

槙野は戦力外という「おまえはもう無理だよ」という評価を突きつけられた。錦鯉は昨年から売れてるとはいえ、その前の48年間くらい売れる事なく、ずーっと「お前に出来るわけない」って評価をされて来た。でも逆転のホームラン。もうアホな脚本家でも躊躇しそうなベタなストーリー。

 

 

 

諦めなければ夢は叶うなんて言葉は違う。でも諦めない人にしかそれはやって来ない。結果がダメな時の事ばかり考えてやらないのは意味がないと思う。指さされて笑われても、それでもやりたいならやる。そこまでじゃないならしんどいからやめた方が良い。まあ独り身じゃないなら、周りの人を納得させる事が出来るか?そこが鍵になりますがね。

 

 

 

たおが錦鯉の優勝を見て「これってこれからパパが売れるみたいな事?」って言って来ました笑。間違ってない。たお。お父さんはまだ諦めてないんだな。自分の作った音楽が色んな人に聴かれる事。それが夢。スターになりたいかと言われたら、それはもうそんなに思ってないけれど。

 

 

 

25歳の俺が、ミュージシャンになる為に東京に行くのでバイト辞めさせてください、って言った時、レンタルビデオ店の店長のバカにした顔。西小倉のビデオ店の店長の馬鹿にした笑い声。俺はあれを忘れてない。ずっと忘れてない。こびりついて離れない。俺はまだチャンピオンは諦めてない。指差して笑われてもね。