作詞家?作曲家?

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僕みたいなコンペ作家だと依頼によって作業が変わるわけですが、最近は作詞コンペというのも少なくて、作曲ばかりしてました。まあ作曲コンペでも最近は使うのか使わないのかわからない作詞も求められる事が多く、なんとなく詩は書いてるんですけどね。でもやっぱり詩だけだと使う頭の回路が違って来ます。久しぶりに外に行ってじっくり詩を書いたら、なんか頭の中の久しく開けてなかった場所が開いた感じがしてます。なんとなく爽快感。

 

 

 

作曲や編曲にも勿論感情は乗るわけですが、作詞だともっとダイレクトというか、具体的というか、手触りのある感情が沸き起こります。作曲は意外とテクニックや経験で形まで持っていく事が出来るんだけど、作詞はそうはいかない。心の底から追い込まないと納得するものは書けない。お前の実力が足りないだけと言われたらぐうの音がファンファーレですけど、僕にとって作詞とはそういうもの。

 

 

 

僕のキャリアはシンガーソングライターとしてのデビューから始まりました。その時、作詞と作曲のどちらが評価されてたかは微妙な所。歌とルックスでない事は理解してますが(苦笑)意外に作詞の方が評価されてたイメージがあります。まあ作曲で売れていくには手練れの楽器が一つもないし、コードやら理論を知らなすぎるし、エンジニアの耳もないので、サウンドも作る今の時代は難しい。じゃあ作詞で売れたい所でしたが、僕の作詞はシンガーソングライター色が強すぎて。合う人には合いますが、違う人に合わせる実力、テクニックがなかった。でもそれって個性が強いって事ですからね。上手く合う人に出会えたらなぁーなんて甘えた事を言い続けて今に至ります。

 

 

 

僕は作詞家なのか?作曲家なのか?自分でもよくわからないまま今に至ります。多分シンガーの抜けたシンガーソングライターなんだと思う。自分が納得する、自分とフィットするシンガーと出会えたら1番自分にピッタリのキャリアを歩めたんだと思う。そんな事を夢想します。でも実力を考えたら悪くないキャリアを歩めてますからね。そんなに後悔はない。まだ終わってないしね。まだ諦めてない。まだまだこれから。そう言いながら死にたい。

 

 

 

音楽作る事が、歳をとるごとに楽しくなってます。それって幸せだよね。そんな環境を与えてくれた周りの人、特に嫁とたおには感謝しかない。年齢を重ねて、やる事を見えてきた。とにかく良い曲を作る事。それだけ。僕の人生はそれしかない。たおは勝手に良い子に育ってるし、家庭はまあ大丈夫。あとは自分の音楽だけ。たおと嫁に負けないように。まだまだ頑張りますよ。はい。やったるよ。