君と私と音楽と

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5年前にthe MADRAS主催の感動的なイベントがありました。そのイベントと同じメンツによるライブ「君と私と音楽と」が昨日下北沢で行われて。沖野俊太郎Group、the MADRAScruyff in the bedroom、46°haloという豪華な夜。

 

 

 

トップは沖野さん。バンドのメンバーはギターのタイちゃんとドラムのミッキー以外がチェンジされた新布陣。この音がとてもしっくり来て。何よりギターのリリーちゃんの音が素晴らしかった。基本ストロークしてるだけなんだけど、その音から浮かび上がるネオアコ感というかガレージ感、その荒れ感がバッチリで。バンドサウンドのキャンパスを作ってくれるような音。ストロークするだけでこんなに褒めたくなる音は初めてかもしれない。ルックスも華やかでステージ映えバッチリ。

沖野さんの声は相変わらずのスクリーマデリカ世代拒否不能なビロード声。沖野さんの声は仙人みたいな先まで見通しているように感じる不思議な声。バンドサウンドはテーム・インパラみたいなマッドな感じだけど、声が普遍的なのでバランス良く感じたかな。憧れの沖野さんは昨日もかっこよかった。いまだに憧れ強すぎてあんまり声かけられない。

 

 

 

2番手はthe MADRAS。フロアを最高に沸かしてたかなぁ。ドラムがミツキちゃんになってからの最高のライブだった事は間違いない。バンド全体が同じ呼吸をして、同じ速度で歩き出した。このバンドの曲はとても繊細なので、歩くスピードがとても大事。タイムレスなメロディーがバッチリと浮かび上がってました。

同郷の46°haloの兄ちゃんが北海道から出て来てるからか、この2バンドが一緒になった時のthe MADRASは絶対に外さない。橋本さんの気合いが透けて見える。

橋本さんの声は少年の声。沖野さんと真逆の今しか見えてない少年の声。繊細なメロディーにとても映える、今にも壊れてしまいそうな声。先輩に対して失礼ですが、また歌が上手くなった気がします。笑

 

 

 

3番手はクライフ。中盤以降尻上がりに調子を上げて、フロアを沸かしていくのは流石のベテランの技。クライフも昔から馴染みの兄ちゃんが北海道から出て来てるから、気合が半端なかったね。

ユウスケ君の声は沖野さんの仙人感も無いし、橋本さんのような少年でもない。引きちぎられた過去を見送りながら、それでも前を見てる声。大人と少年のどちらも入り混じってる。大事なものはポケットの奥にしっかりしまってあるのだけど、沸点を超えるとその大事なものを握り潰しそうなくらい強く叫ぶ。あれがクライフのライブのハイライト。

 

 

 

トリは46°halo。今回は石塚兄弟揃い踏み。リズム隊にナカタンと高橋先輩を迎えた鉄壁の体制。

石塚兄弟揃い踏みという事でGash時代の曲も結構やりました。下北沢で鎬を削りあっていたみんなに届けるような熱いライブ。もうちょっとでマーシャルのアンプな崩壊するくらいの熱い演奏。

石塚兄ちゃんの声は少年の心を抱きしめながら、それでもしっかり大人を引き受けた声。過去を捨てる事なく、全てを背負って歌ってる。でも暴れる少年を制御しきれなくなる時があるのがスリリングで、それも魅力かな。フロアは大いに盛り上がりながら、ちょっとセンチメンタルになってました。

 

 

 

打ち上げも最高の夜。あんなにバカ話したのいつぶりかなぁ?楽しすぎての二日酔いなんていつ以来か。僕達は大きなものを失ったまま生活してしてるんだなぁーなんて思ったりしながら岐路に着きました。

 

 

 

本当に楽しかったんだよ。神戸から急にやって来た、カジさんに会えたのも嬉しかったなぁ。嬉しい事が多すぎたよ。なんて良い夜なんだ。