スパークスプラザーズ

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ベイビードライバーのエドガーライト監督がスパークスのドキュメンタリーを撮る。そんな素敵な映画を見落とすわけにはいかず、色々スケジュールをやりくり。昨日やっと見て来ましたよ。

 

 

 

とはいえ、まず僕はスパークスをリアルタイムで聴いたのは1994年の復活作から。だからそこまで詳しい訳ではなく。

でもその前から旧作は聴いていて。出会いはは布袋さんでした。布袋さんが紹介してた「キモノマイハウス」を聴いてハマって。あの頃はニューウェーブ感のあるモノなら何でも聴いてたんだけど、あれは74年の作品だからニューウェーブでも何でもないんだよね。今考えると。むしろグラムの時代。いつもスパークスは時代を先取りしてたって事なんだよなあ。

エレポップだって、クラフトワークというより、実質ジョルジオ・モロダーと組んだスパークスが雛形だもんね。ヴィンスクラークも映画で白状してた。ヒューマンリーグの人も。ペットショップボーイズは認めなかったらしいけどw。

 

 

 

まあそんな感じのライトなファンなので本当の兄弟というだけでビックリ!しかも2人の絆がとても良い。この映画全編に貫かれてる一つのテーマじゃないかな。あんなアート臭プンプンで、プラスティックなイメージなのに、根幹が兄弟愛。お母さんの話も良かったな。

あとはアメリカ人である事は知ってたけど、学生時代にスポーツにハマってたってのは驚いた。文化系の匂いしかしない2人にアメフト選手の過去があるなんて。とにかく奥が深いよね。音楽と一緒だ。

 

 

 

もう一つのテーマは貫く事。この人達は自分達のスタイルを貫いた。それは表面的なスタイルではなく、音楽的好奇心に忠実に音を作る事、あとはユーモアを忘れない事。その二つを貫いて、浮き沈みがあっても流されず、様々なフォロワーを生み出し、各方面からのリスペクトを受けている。面白いのは同じ時間に起きて、同じ場所で朝ごはんを食べ、毎日音楽を作る。そんなミニマルでストイックな制作スタイルで、あんなにカラフルな音楽を作ってる所。自分も近年はちょっと近い生活してる。とにかくいつものルーティーンの中に音楽を作るが入ってる感じ。勝手に親近感。

 

 

 

規模も才能も違うけど、僕も自分の音楽の事を忘れた事はないです。作曲家をしてたって、自分の曲の事はずっと考えてる。この映画を見て、色々刺激になったかなあ。本当に素敵な兄弟だよ。最後のインチキ臭いやり取りも最高。エドガーライト、良い仕事しましたよねえ。スパークスをさらに好きになった。大満足。

 


好きなアルバムベスト4は写真にて。まあどれも好きなんだけどね。