ロケットスタート!

 

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たおが一輪車を始めたのは小学一年生の時。学校と学童に一輪車があり、なんとなしに乗ったのが最初。これがクラスの、いや学校の誰よりすぐに上手くなって、一輪車にのめり込んでいきます。

 

 

 

そののめり込みようを見て、チームを探したのが一年生の冬。そこで新宿のチームと出会います。すぐに体験練習して、即入会。苦しくても怒られてもやる!と宣言した日。

 

 

 

チームでもすぐ頭角を表し、2年の5月には大会出場。四年生になると、ついに全国大会に団体で出場。唯一の四年生として頑張りました。全国では初めての落車も経験。それまで全ての大会をノーミスで乗り越えてきたたおが、唯一失敗した場所。まあちょっと足着いただけですけどね。そして今でもあれ以外落車した事がない失敗しない女。

 

 

 

そしてたおの更なる向上意欲はチームの枠を越え、もっと厳しくて、もっと教えてくれる先輩がいるチームに行きたい!と言い出します。そんなたおの希望を聞き、チーム退会を決意。色々チームを探した結果、立川の向こう側、日野のチームに移籍します。週に4回日野に通う生活の開始。親も試練の日々。

 

 

 

しかしその試練の日々に、更なる追い討ち、コロナがやって来ます。充実した練習に手応えを感じた所にやって来たコロナ。体育館は閉鎖され、たおは家の前の道路で必死に練習を続けます。仲間のいない環境で、なかなか集中出来ず、僕ら夫婦からは雷を落とされます。大喧嘩も何度も。それでも練習は続きました。

 

 

 

そしてコロナ禍の中、初めての全国大会に挑戦。予選となるビデオ審査に臨みます。しかし、コロナで大会は実施されず。そして翌年の全国大会は、ビデオ審査も通過出来ず敗退。他の大会は軒並み中止の為、たおは移籍はしたものの、大会で演技を披露する機会のないまま、もうほぼ3年も経ってしまいました。

 

 

 

それが昨日。やっと、やっと大会開催。たおの成長の成果が発揮される日でした。ただ、昨日の大会は強豪が集まるような大会ではありません。まあそれでも静岡からも来てたし、中の下くらいですかね。サッカーで言えばキリンカップ?E-1?くらいの感じ。でも、それでもたおは初めてソロで参加する大会。しかも中1で出場する中学生の部。年上との戦いです。

 

 

 

仕上がりは上々。あとは全力でやるだけ。一輪車は誰かとの戦いじゃない。自分との戦い。まずノーミスで演技を終える事。それがミッション。

少し緊張の面持ちのたおでしたが、コーチが付き添ってメンタルケアしてくれます。本番はいつもの笑顔爆発。ジャンプアップ、Y字などの大技も決め、見事にノーミスで演技を完遂。終わった後は「楽しかった!」と満面の笑顔だったそうです。あとは審査待ち。

 

 

 

正直、他の人の方が実力は上でした。まだ真ん中くらいかな。でもみんな軒並み失敗します。それでもお父さんの評価は三位か四位。表彰は三位から。ギリギリ行けるか?って感じでした。

 

 

 

そして表彰式。中学生ソロの部で、いよいよたおの結果発表。発表は三位から。来るか?たおの名前。が、しかし。呼ばれた名前は他の子で…。三位のその子は、お父さんがたおと競ってるかなぁ?と思ってた子。これで表彰台は無くなったか…。と落胆。まあでもノーミスで演技出来たんだから。自分には勝ったんだから。と言い聞かせます。たおもそう思ってたらしい。

しかし、二位で不意打ちのようにたおの名前が!何ですとー!たおさん二位入賞!銀メダルです!たおも驚きの表情でメダルと賞状を受けとりました。しかも渡してくれたのはチームの大先輩。これも縁だねえ。良かった良かった。

 

 

 

周りからも祝福の嵐です。チームは勿論、前のチームからもおめでとう!と言われるたお。満面のドヤ顔です。配信を見てた人からも続々と届くお祝いのメール。これだけの人がたおを愛して、たおに期待してくれてるんだから。幸せな事だ。

 

 

 

そして帰り道。ホールから出ると「エガワさんですか?」と話しかけられた。もうミュージシャンとして話しかけられる事なんてほとんどないのに、こんな場所で声をかけられるなんて。何と、別のチームのお父さんが、僕のライブを見てくれたり、音楽を聴いてくれてるんだとか!一輪車繋がりにそんな人がいるなんてびっくり。これもまさに不意打ち。たおの準優勝に続く不意打ち。笑

 

 

 

帰りはたおの希望で天一。まさかの。焼肉が良かったのに。もうコッテリに餃子に唐揚げに炒飯まで食ってやりましたよ。ビールとハイボールも。祝杯だからね。いや美味しいお酒でした!たおありがとう!

 

 

 

そして翌日も一輪車で体育館。まだまだ続く一輪車の道。エガワさんは何やってるだ?って思ってる人もいるでしょうけど、娘が夢中な姿ってのは親を幸せにするんですよ。幸せの鍵は人の為に生きて、その人が幸せな顔をしてる事だと最近思います。自分の為だけに生きてたら得られない感覚。それを教えてくれたたお。感謝。子どもじゃなくても良いから、誰かの幸せな顔って良いもんですよ。

 

 

 

たおが世界一と日本一を取るまで、この旅は続きます。長すぎる!とも思うけどもう後には引けません。とにかく前に進むのみ。たお、頑張れよ。応援してるよ。色んな人がね。