その手を離すなよ

 

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音楽と人ゴーイングインタビューを読んだ。それなりに近くにいた人間だけど、それでもわかってなかった事と、わかってたけど何も出来なかった事が色々あって、自分の不甲斐なさをちょっと責めたりする。でもそんな事は気にしないであろう3人の強さには敬意を表したい。シンプルな強さだよね。バンドが好き。ただそれだけで出来てる。しかもその気持ちに忠実に行動する。シンプルに行動するのって簡単そうで1番難しい。そして美しい。

 

本当に好きなもの。自分に嘘偽りなくこれだと思えるもの。そんなものがあるのは、そんな存在がいるのは、とても幸せな事だと思う。それがもし掴めてるなら、その手は離しちゃいけない。何があったって離しちゃいけない。離したら、それはもう2度と戻って来ない。戻って来ても必ず違うものに変質する。勿論それが良いものに変質する事もあるでしょう。でも前と同じものでは決してない。もう一度掴む事が難しいのは言わずもがな。

 

彼らはギリギリでバンドを離さなかった。その手を握りしめたままでいた。自分もそこは変わらない。結局音楽を作る事は、就職しても、退職しても、結婚しても、離婚しても、また結婚しても離さなかった。レコード契約が切れても、友達に愛想つかされても、冷たい目で見られても、それでも離さなかった。

でも自分の場合は自分のおかげじゃない。沢山の人達のおかげ。活動を認めてくれてる目の前にいる奥さんと娘は勿論、結婚する時に「これだけの音楽が作れてるんだから、娘の為に音楽を辞めるとは言わないでくれ」って望外の言葉で結婚を認めてくれたお義父さん。それは凡庸な自分に芸術の扉を開いてくれた前の奥さんと、最後まで音楽を作る事に何も言わなかった前のお義父さんも入る。勿論田村くんをはじめとして沢山のバックを務めてくれた仲間のミュージシャン、毎度励ましてくれる業界の人達、友達、そして見に来てくれる、応援してくれる音楽好きなみんな。そんな人達に支えられて、僕は音楽を離さないで来られた。大切な家族も。そこはシンプルで来れた。まあギリギリだったけどねえ。ギリギリで生きていたいなんて、全く思わない人なんだけど(笑)スガさんに憧れてレコード会社にデモ送った人なのに。笑

 

ゴーイングの事は尊敬してる。みんな本当に。これからも活躍を見ていたい。きっとまた大きなうねりはやって来ると思うよ。そういう人達なんだよ。それくらいの音楽作ってるしね。いちファンとして見ていたい。

 

俺ね、多分1番歌詞に影響受けてるの、ソウなのよ。恥ずかしながら(笑)松本隆より、阿久悠より、曽我部恵一草野マサムネオザケンよりもソウ。本人には言わないけど。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4298e9fa05f071665945bcf4a89e6a2e44c13bd0?fbclid=IwAR0-dtcH9fm-2HLx9G0H5sgh5FcA3wzKP2fg2g1AlJSQMwtLdjQ1jkOyDfk