明け方のスペイン戦。個人的にドイツ戦の勝利のルーティーン(メンチカツ食べて風呂入って体を清めて髭剃って歯磨いて試合を迎える)をしっかり辿り、最後は我が家の女性陣も起きて来て、家族で喜びのハイタッチ!いやーこんな日が来るなんて。今日はずっと嬉しいです。本当にずっと。
堂安がドイツにも勝って、スペインにも勝ったから、これは奇跡ではなく実力ですって言ってたけど、これは本当にそうだと思う。今まで数々のジャイアントキリングを見てきたけど、大体が1試合。日本のアトランタの奇跡みたいなね。そんなの繰り返したのは2002年の韓国くらいじゃない?でもあの時代にVARがあったらあの勝利はないよね。逆に日本の今日の勝利はVARがあったから。この逆の感じも面白いね。どっちにしろ日本の勝利は実力であると胸を張っていい。
ただ、ドイツは特にだけど日本を舐めてたってのは間違いない。そこを突けたのは弱小国と見なされてるから。これから日本に対しては気を抜く国は少ないと思う。それでも勝てるならば、本当にベスト8より上を狙える、目標ではなくノルマの国になれる。
スペインやドイツの代表に入れる選手は何人いるだろう?スペインの両ウイングと比べて日本の誇る三苫、伊東のウイングは負けてないどころか上と言ってもおかしくない。富安は間違いなく入れるだろう。板倉もいけそうだ。今日は微妙だったけど守田、遠藤もいけると思う。久保と堂安も可能性ある。旗手だって可能性ある。森保さんは選ばなかったけど。これだけの選手が揃ってるんだよ。日本は組織を整えてやればもっともっと強くなるはず。少なくとも両ウイングの破壊力をもっと使える組織が欲しい。
森保さんは運を持ってる。良い人だから選手達には好かれてるんでしょう。でも今日の久保を代えたのはわからないし、終盤は伊東と三苫が同じラインに並ぶ非常事態。戦術的に整ってたとは言いづらい。それでもなんとかする選手に恵まれたんだから強運でしょう。あれを名采配とはとてもじゃないが言えない。でも勝った。日本人のメンタルを理解してる人が監督をやる優位性は今回で更にはっきりした。トルシエ以外、トーナメントに進んだのは全員日本人監督。
あとは監督としても優れた日本人監督が出てくるのを待つしかない。それはもうどこかにいるのかもしれないけど、まずは長谷部みたいな海外を経験した人、最先端の戦術に触れた人が監督になるのが近道かもしれない。それももうすぐそこまで来てる。日本サッカーの未来は明るいよ。
次はクロアチア!オーラを纏うモドリッチ、優秀なコバチッチ、落ち着いたブロゾビッチの魔のバミューダトライアングル的な中盤から無事生還出来るのか?前線には老獪なプリシッチもいる。でもドイツやスペインより上とは思えないよね。日本はやれる。まだまだ伸びシロありまくり。クロアチアにはもうない。
スペインにはオリンピックのリベンジ完了。そしたらクロアチアにはフランスW杯のリベンジをしよう!シュケルのあの得点をやり返す!ドイツW杯ではドローだっけ?そうか、いつの間にか日本は経験を積み重ねてるんだね。歴史ってこうやって積み上がるんだ。あと一歩で新しい歴史のドアが開く。新しい世界を見に行こう!ただ闇雲に嬉しい!