あけましておめでとうございます!毎年恒例ベストアルバム、今回は元旦に発表!2022年の良い音楽はこちらに!
今回は2022年前半。前後半に分けないと枚数が足りないので。そして、昨年は前半が豊作で、コステロ、イールズ、スプーン、!!!、ソンドレラルケ、ウィルコなどの常連も入れず。通期で20枚だったらまたラインナップは変わってたかな。
Harry's home/Harry Styles
2022年ベストはこのアルバム。伝統的なソングライティングなのに古くならない練られたプロダクション。ハリーのスター性も含めて完璧なハーモニー。これぞポップ。
The tipping pohnt/Tears for fears
デビューから3枚傑作を出して、そのデビューから約40年後に負けないくらいの傑作を出すってのは地肩が半端ないって事。音楽への情熱を失わないベテランに敬意を。
Life is yours/Foals
元々良いバンドだったけど、80年代のダンスポップに振り切って覚醒。ルックスがどうにもモッサリしてるので、浮かれた感じに見えないのも良いかも。80年代育ちには抗えない音楽です。
Ants from up there/Black country, new road
アカデミックな感じと、パブロックとかトラッドとかが溶け合って、新しいポーグスみたいに感じる新世代のバンド。生音に拘ってるのが面白いよね。このバンドはこの後大化けするか、マニアに愛されて生き続けるか、どちらかになると思います。
Pray for me I don't fit in/Melt yourself down
Spotifyで見つけた、強引に胸ぐら掴んででも踊らせる、ポストパンクの匂いのするダンスミュージック。フェス映えしそうだから、その手のシーンで盛り上がるのでは?パンクとファンクってのは最強だと思ってます。
Mr.morale & the big steppers/Kendrick Lamar
ヒップホップ門外漢の自分でも、ラップのリズムで上げてくる感じに興奮。音も他のヒップホップとは一線を画してて、生音の鳴りが効果的に入ってニンマリしちゃう。まあその筋のトップランナーですからね。トップはシーンを超えて来ます。
Love quantum/Theo Croker
カマシワシントンが開いたジャズの扉、そこに続いて入ってきたのがこのセオ・クラッカー。アメリカのトランペット奏者ですが、このアルバムはほぼ歌物。強烈なファンクというより、サイケデリックでスペーシー。これがジャズなのから正直わかりませんが、とてもハマってます。
'Flicted/Bruce Hornsby
ブルース・ボーンズビーが売れてた時代は日本の音楽か、昔のパンク、ニューウェーブばかり聴いてたので、全く接点がなく。でもこのアルバム一曲目のブレイク・ミルズとやった曲でノックアウト。昔のアルバムも良かったですが、このアルバムが1番好きです。
Free time/Jerry Paper
これはまさにツボ。ヘンテコで多層的なポップ。しかもどこかふざけてる。ルーカス・ネイサンという人の変名プロジェクトなんだけど、宅録シンガーソングライターの枠に収まる感じではなく、昔はノイズプロジェクトにもいたらしい。まあ自由な音作り。でもめっちゃポップ。ルックスものび太君みたいだし、俺はここを目指すべきか?なんて思ったりしたアルバム。
Inside problems/Andrew Bird
バイオリンを弾きながら歌うシンガーソングライター。映画音楽なども手掛けてて音が深い。ソンドレラルケとか好きなら聴くべきかな。声にもムードがあっていいな。
ケンドリックラマーとセオクラッカー以外はアナログも入手したので、その影響でよく聴いたのもあるかな。まあでもよく聴いたし、この10枚はめちゃくちゃレベル高い。みなさんも是非お手に取って頂きたい。
2022年後半と、邦楽・K-POP編のベストアルバムはまた今度。あと2022年シングル殿堂入りプレイリストも発表していきます。通年でのリスナー体験報告。これを参考に新しい音楽に触れて下さい!
今年もよろしくお願いします!